こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。
前回のお話は、小学2年女の子Mちゃん(高槻市)の素敵な演奏のお話でした(※)。
今回はその続き、その演奏の表現はどのようにしてできるのか、についてのお話です。
※:こちらもどうぞ→「音楽を表現することにおける、びっくりの成長①~小学2年女の子Mちゃん(高槻市)」
環境?努力?
2年生とは思えないほど、表情豊かに演奏してくれたMちゃんでしたが、ふっと考えました。
レッスンのおかげ…と思いたいところですが、私もそこまで厚かましくない(笑)!
お家で、よく本を読み聞かせて貰ってるとか、音楽をよく聴くとか、何かしら環境のおかげかな?
聞くと、
読み聞かせではなく(幼い時に読んで貰ってたかもね!)、Mちゃん自身がよく本を読むそうで、なんと、学校図書室の貸出ランキングの上位にいるとか。
それがどこまで影響しているのかはわかりません。
でも、そういえば、以前にもこういう演奏をする生徒さんがいました。
その子もお家での読み聞かせもあり、本好きでした。
偶然かあ?
そうですね、やっぱり、読書が良い影響を与えていると信じたい!
お子さんいろいろ
タイプによっては、自ら表現しないお子さんもいます。恥ずかしがり屋さんだったり、ちょっと自信がなかったり。
表現しない生徒さんだからといって、そのままにはせず、少し背中を押すように、「こんな感じ」を弾いてみせたりします。選択肢を与えて、「どっちで弾きたい?」と選ばせたりもします。
表現しないのではなく、表現することを知らない場合のほうが多いと思います。
聴いたことがない、知らないものはずっとそのままになりますから、幼くても、表現することにどんどん導いていきます。
そうすることで、そのようなお子さんでも、少しずつ自ら表現するようになります。
何気ない積み重ね
音をよく聴く、そして、Mちゃんのように読書だったり、音楽を聴く、絵を観る、描くなど、美しいもの、おもしろいものなどにたくさん触れるような「日頃の積み重ね」が音を表現する力にもなります。
そういう体験が演奏ににじみ出ることがあります。
そして、練習
そして「日頃の積み重ね」には、もちろん、ピアノの練習はぜったい!
レッスンでは、音の強弱、左右の音のバランス等、具体的な表現を段階を踏んで、取り組みます。
でも!まずは、楽譜どおりに弾けるよう、間違えて弾いたりしないよう、練習は欠かせません!
ちょこちょこ間違えるMちゃんにも、それをしっかり伝えました。
でも、今日の演奏はそれを一掃するほど素敵だったんですけどね☺️。
来週も楽しみです!
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