小学1年女の子Nちゃん(高槻市)が弾いているのは、『ピーターのワルツ』。
ワルツは、優雅な3拍子の踊りです。

連弾すると、もっと素敵になります

曲は、右手と左手の交互奏ですが、メロディーをなめらかに弾いたり、音を短く切って、軽やかさを表現したりしました。
上手に弾けるようになったので、私と連弾しました。(連弾とは、2人以上で弾くこと)

Nちゃんのメロディーに対して、私は、
<ぶん、ちゃっちゃっ、ぶん、ちゃっちゃっ…>
ワルツの定番の伴奏です。

でも、メロディーだけ弾くより、いくつもの音が重なる和音の響きが加わると、やっぱり素敵♪。それを味わいながら、メロディーラインを、より、生き生きと弾いて欲しい思いで連弾します。

ぜひ、相手の音も聴いて欲しい

Nちゃんの吸う息を合図に合わせて、弾き始めます。
Nちゃん:「1、2、すう⤴️」

🎶🎶🎶

😃✌️、よし、よし。止まらずに弾けました❗

Nちゃん:「先生のを聴いちゃった♪」

何だか、悪いことをしたみたいに、はにかんでNちゃんが言いました😊。
👀‼️
いやいや、とっても良いことです❗

連弾では、自分のことに一生懸命で、相手の音を聴けないことがよくあります。でも、本当は、自分の音と相手の音を聴いてこそ、上手に合わせることができ、自分の演奏も良くなるのが連弾です。

そもそも、和音の響きを聴いて、より優雅に弾いて欲しくて連弾をやっていますから、Nちゃんの、この発言は、
\(^-^)/
なのです‼️

私:「ああ❗そう⁉️自分の弾いてるのと、先生のと、両方とも聴けたんやね。よく聴いたねぇ~それでいいんやよ」

私は、Nちゃんが伴奏も聴いていた事はもちろんですが、その発言も嬉しかったのです💕。

「聴いちゃった」というのは、聴いていて「良いなぁ」と思ってくれたということだと思います。
メロディーと伴奏と合わせると素敵だなと感じてくれたんだと思います。

連弾ってこれだから好きです。自分ひとりで弾いた以上に素敵に演奏ができるのです。
きっとNちゃんも好きになると思いますよ!

もう一度合わせました🎵。