こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です！

「ここはできないから、とまっちゃうのっ💢」
そう言って弾くのをやめてしまったのは、小学1年女の子Rちゃん(高槻市)。

止まりながら(1拍お休みしながら)弾いてしまうので、それを何とか直そうと2、3回弾いたところでの発言です。

「できない…」は誰にでもある

Rちゃんは、素直な性格のお子さんです。
でも「できない」って言うのが口癖になっているところも…。

わかるんです、「できない」ってイラつく気持ち。ピアノを弾く人なら、誰でもしょっちゅう経験することですから。
でもRちゃん、あと少し、ほんとにあと少しやればできるのに…と思うこともしょっちゅうなんです。
今日のお叫びの時もそうでした。

「できない」を言うと、やる、やらないで時間が経過するので、すぐに別の曲へスイッチ！

気持ちを切り替えます

さて、別のもう1曲は、、
スムーズに弾けて、合格💮。
そして、今日はもう1曲ありました。
それも片手ずつ弾けて、両手奏を宿題にすることができました。

そこで、
私:「さぁ、さっきの曲はどうする？」
Rちゃん:「…😊やってみる」

＼(^-^)／
Rちゃん、「できない」を引きずることなく、気持ちを切り替えられました。
別の曲で切り替えができないと、私のスイッチ作戦は失敗なんですが😅、Rちゃんの素直な性格が功を奏しています。

少しずつ、少しずつ

さあ、気持ちを切り替えて、できなかった２小節をやりますよ。

まずは、
片手奏に戻して、、
両手奏でめちゃくちゃゆっくり、

🎶🎶✕🎶
私:「音は間違えたけど、お休みしなかったね！」

Rちゃんのお顔が少し明るくなります。
んじゃ、もう一度、
🎶🎶✕🎶

「それでいいよ、音に気をつけて」

🎶🎶🎶

私:「おっ！できたね～」

😊
こんな時の子供たちの表情を、私は必ず観ますが、何とも言えない、満足げな、いいお顔をします。

でも、そこでやめずに、
私:「できたけど、も一回聴かせて」

🎶🎶🎶

😊
「今度はここから」
少し前の小節から弾いて、弾けたら本物です。

🎶🎶🎶🎶

んじゃ、最初から！

🎶🎶🎶🎶🎶

🌟🌟🌟
「弾けたね～～」

😊
Rちゃん、満面の笑顔です。

緊張の数分間ですが、最後にこの笑顔。私も嬉しい瞬間です。

あ～、これだから指導はやめられない😉。

厳しいことですが

弾けるようになったこの曲をもっと上手にしてくるのが宿題になりました。Rちゃん、気持ち良くレッスン終了。

いつもこんなに上手くいけばいいのですが、毎回というわけには…。でも、なるべくこんなふうに前向きにレッスンを終われるよう、私も子供たちも努力します。
厳しいですが、それしか上達の方法はありません😌。

ー　レッスン中、上手くできそうにない時　ー

Rちゃん:「😖……」
私:「できないって言わないでよ～」
Rちゃん:「…今な、我慢してんねん」

‼️😭なるほど！
こうやってRちゃんも踏ん張ってます。

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