こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

新学期が落ち着いてきて、今、ピアノレッスンに対して、揺らぎが出てきた時のお話しをしています。

今一度、考えよう!

前回、辞めたくなるのは「気持ちのせい」とお話しました(※)。

辞めるのは簡単です。でもまずは、気持ちの有無に関わらず、一度、対策を講じてみてはどうでしょうか?

だって、ここまで、長いお子さんなら、10年以上、或いはそれに近い時間をピアノに費やしてきたのです。
10年続けているもの、他にありますか?親御さんでも、あまりないと思います。
それ程、大変な事をやってきたのです。
しかも、それまでも楽しんでピアノを弾いてきたと思いますが、「演奏」という面から考えると、まさに、これから!って時です。
考え無しで辞めてしまうのは、もったいない‼️

※:前回のブログはこちら→「中高生の悩み、「ピアノを辞めようか」と思ったら①~辞めたら楽になる?」

対策1:ピアノの先生に相談する

ピアノの先生も中高生だった時期があります(笑)。気持ち、状況はよくわかります。
ですから、いきなり、「辞める」と話を持ちかけるより、相談して、続けていける方法を話し合うのもひとつの方法です。先生は喜んで、相談にのってくれると思います。そして、続けていける手立てを提案してくれるかもしれません。

ちなみに、当ピアノ教室(高槻市)では、回数や時間を融通する対策はすぐとります。レッスン日も相談して、来やすいようにします。それに、たとえ練習してこなくても、レッスンはします。何でもできることはあります。

対策2:時間の使い方を考える

本当に時間がないのか、無駄な事に多くの時間を使っていないかを思い起こして下さい。今までと同じことをやっていては、練習の時間が取れないこともあるかもしれません。
毎日少しをコツコツや、週末にたくさんやるとか、練習時間を考え直してみては?

対策3:両立の仕方を考える

勉強との両立としては、ピアノを特別なものと思わずに、勉強の休憩として考えてみては?
ピアノ演奏は勉強とは脳の違う部分を使うはずなので、勉強のためにも良いはずです。

部活との両立も大変です。特に、運動部。
何を隠そう、私もバリバリの陸上部でしたから、しんどさはよくわかります。
たぶん、今の時期が一番、疲れます。でも、慣れるものです。
ここは、辛抱の時なのです。
その意味でも、対策1:の話、先生と相談して、ピアノのテキストを減らす等の対応をとって貰ったりします。

対策3:レッスンに対する意識を変える

これは先生も、親御さんもですが、この時期のピアノレッスンを、どのようなものにしていくかを考えた方がいいかもしれません。今まで通りに練習時間が取れないなら、生徒さんとしては、「レッスン時間で練習するつもり」、また先生としても、それに「お付き合いするつもり」 くらいの気持ちが必要だとも思います。そのためには、やはり対策1:のお話、先生とお話した方が、お互いの意思疎通が図れます。

「練習してないのに、先生に申し訳ない」

これ、よく親御さんから言われます。そんなことはありません。続ける気持ちがあるなら、一緒に乗り切りましょう!

※:参考ブログ→「生徒さんが全然ピアノ練習して来なかった時のレッスン事例 ~ 中1女の子Sちゃん(高槻市)」

対策4:譜読みを速くできるようにしておく

これは、「今さら」感がありますが、、、
前回、幼いお子さんにも関係があると、申していたのは、ここです!
実際に、中高生に時間がないのは確かなこと。そこに、ピアノの練習を食い込ませるためには、何でも手短にできないと「嫌気」に襲われます。
これは、何も、中高生に限ったことでもありませんが。

特に!譜読み(楽譜読み)に時間がかかっていては、本当に進みません。サッと譜読みを済ませ、演奏することに時間をかけられるようにしたいものです。

ですから、幼いうちに譜読みをひとりで、ちゃっちゃと、できるようにしなければならないのです。

対策5:目標の曲を作っておく

これも、幼い時からやっておいた方が良いことです。

ちょっと頑張ったら弾ける曲や、憧れの曲を常に持っていると、いつかはそれにチャレンジする!との気持ちがモチベーションになります。
そのためにも、日頃から、たくさんの音楽を聴いておく、聞かせておくと良いと思います。

 

このように、対策をとって、何とか続けていけることを願うばかりです。

さあ!対策を講じて、ピアノを続けたらどうなるか!続きは、次回に!

※:次回ブログはこちら→「中高生の悩み、「ピアノを辞めようか」と思ったら③~高校3年女子Kちゃんの締めのチャレンジ」

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