こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

新学期が落ち着いてきて、今、ピアノレッスンに対して、揺らぎが出てきた時のお話しをしています。

前回は、そんな揺れてる気持ちの時の対策のお話しをしました(※)。
今回は、続ける意味について。

※:前回のブログはこちら→「中高生の悩み、「ピアノを辞めようか」と思ったら②~辞める前にやって欲しいこと」

続けていると良いことあります

学力

ピアノを続けていて、学力が上がるとか、良い学校に進学できるとか、そんな大きな事は言えません。
勉強しないとそれは無理じゃっ!

ですが、続けていて、成績が下がったと言われたことはありません。
逆に、時間のやり繰りは上手になるはずです。それが、学力向上に繋がるかもしれません😉。

音楽的な成長

やはり、音楽上の結果は重視したいです。

この忙しい間のピアノは、何とか続けていけるように「繋ぐ」時期でもありますが、意外に、伸びる生徒さんの方が多いのも事実。演奏技術、表現力。多感なこの時期だからこその成長が見られます。これが、私は一番うれしい😃🎶

その他、良いことたくさん

その他、ピアノを習い続けることで、継続力、集中力、自己肯定感などなど、よい事はたくさんあります。

中学1年生で辞めない子が、高校まで続けることが多いのは、継続力の表れ。
さすがに、大学受験期は生徒さんにより色々です。

続ける意味

「別に、ピアノで食べていくわけでもないから…」

そう、大半の生徒さんはピアノを仕事にはしません。続けても、「現実的な糧」にはならないのです。

ですが、私が、なぜこんなにも、続けていくことにこだわるのかと言うと、
この多感な時期に、勉強以外の何かを持っていて欲しいと思っているからです。他の習い事でも良いのです。
それは、きっと、ストレス発散にもなりますし、心の拠りどころになっていきます。

例えば、
・大学受験期
時間に追われて毎日、猛勉強。絶対に息抜きは必要です。その時に弾ける1曲があるのは良いですよ!

・精神的にしんどい時
ピアノを弾いて、頭を真っ白にする。
「音符だけを追う」
これ、スッキリします。

こんなふうに、自ら弾ける、弾くようになるには、やはり、中高生あたりまで続けないと、無理かな?

そして、大人になっても自分のペースで、つかず、離れずに。

長い間、習ってきた意味は、ここにあります!

いかがでしたか?

「ピアノ、辞めよっかな?」の気持ち、少しは思いとどめて頂けたでしょうか?

高校3年女子Kちゃんのけじめ

Kちゃん、進学校に通う受験生です。
自ら、レッスンは6月で休会、と決めました。それなら!と、受験前の最後の曲に、ベートーベンソナタのOp.27-2いわゆる『月光』を渡しました。

Kちゃんは、部活も続けていて、他にもエレクトーン、塾に通う「超忙しJK」。
ですが、譜読みが速いっ。これは武器ですね。きっと、時間の使い方もうまいと想像します。(でないと、このハードスケジュールをこなすのは無理)

いつものように、譜読みを早々と終え、今日のレッスンでは、最後まで聴かせてくれました。
幻想的な1楽章も、ハードな3楽章も嬉しくなるほど、カッコ良く弾けていて、これなら予定どおりに仕上げられます🎶。
きっと、このやり抜く力で、受験勉強も乗りきってくれるでしょう!

レッスンできなくなるのは寂しいけど😂、残り2回。楽しくやりましょう!

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