桜台認定こども園の年長6歳女の子Iちゃんが、本格的にピアノに取り組み始めて、2ヶ月が経とうとしています。
今は、ピアノの奏法、マルカートとスタッカートの曲を弾いています。
話しは少し、逸れますが、、
私は、幼い頃、多分、多くの子供たちがそうだったように、ピアノを弾く時は、「手の中に卵を入れるように」というように言われ、手を丸くして弾くように指導を受けました。
これを、数年前に、合理的な手の形、弾き方に直して頂きました。ですから、生徒たちにも、そのように指導しています。
それは、自然に指を伸ばした手の形です。これ、楽です。動きも速くなります。
子供たちはピアノを弾く時、指を丸めて弾く子が多いです。ピアノを弾くイメージなのか、身近に弾いている人の真似をしているのか…。
ですから、これを今のうちに直します。
といっても、丸まった指を説明するだけでは、伸ばすことは難しい!
そこで、鍵盤🎹の弾くべき場所にシールを貼って、「ここを弾くんだよ〰️」って、目で見てわかりやすいようにしています。
2音ほどしか弾かない、この時がチャンス!シール、3枚程張るだけです。
1指(親指)を鍵盤すれすれのところ、2指、3指は、黒鍵と白鍵の境目手前辺りに、シールを張り、そこに指を置くようにします。すると、自然と指は伸びます。もちろん、側で、「のばして、のばしてぇ~」と呪文のように(笑)、言い続けますが…。
今日のIちゃんにも、そのようにしました。
私:「シールのとこに指を置いて、弾こう」
🎶🎶🎶🎶
「のばしてぇ~」
「そうそう、それでいいよぉ」
習いたてでそんなこと!って言われそうですが、今なのです!
習いたての、今だからこそ、やっておかないと、後から直すのは、今より数倍の時間を要します。
子供はね、真似が上手なので、私の手を真似すると、すぐにできます。
うらやましい🤤。
今日のIちゃんも、指を伸ばして、マルカート。はっきりした音が出ました🎵。
すぐ、良い形になるわけではありません。また来週元通りになっている時もあります😆。
そうしたら、また、できるまで、言い続け、張り続けて、、、。
そうやって、弾きやすい形にしていきます。
Iちゃん、お家でも、良い形で弾いてきてね。
また、来週✋。