マリアインマクラダ幼稚園年少4歳女の子Kちゃん、ここ数週間、「音符、リズムは同じだけど、弾きかた、表現が違う曲」に取り組んでいます。

その曲は、全部で6曲。
音符、リズムは同じなら同じ曲じゃない?ってことなんですが、ピアノの奏法であるスタッカート、マルカート、レガート、テヌートを使って、6曲を全然別の曲に「弾き分け」ます。

数週間かけて、音を切ったり、繋いだり、はっきり弾いたり、こだわった音にしたり、またはテンポを変えたり。弾き方を変えて、6曲に取り組みました。

今日は、それらを使ったクイズに挑戦です!
Kちゃんが、それらのうちの何れかを弾いて、私がどの曲を弾いたかを当てる、そんなクイズ。このクイズは当てて貰わないと駄目❌なのです。だって、当たったということは、表現が伝わったってことですからね。

スタッカートの曲は、比較的当てやすい。でも、レガートと、テヌート、マルカートをちゃんと弾き分けて、相手に伝わるかどうか!
音楽は伝わってナンボの世界です。たとえ幼児でもそこは、シビア~に聴かせて貰います。

どの子も、ここでは必ず、このクイズをやります。
はてさて、Kちゃんはどう弾くか!
私、先週から、これ、楽しみにしていました。

さて、Kちゃん、私に
「後ろ向いて」
私:「あ、はい、はい」
😊ふふふ、これで、純粋に音だけで判断することになります。

1曲目。
🎶🎶🎶
<音と音をおだやかに繋ぐ感じです>
すぐ、わかりましたが、最後まで聴きました。

私:「レガート、『こもりうた』!」
Kちゃん:「あたりっ🎯」

…中略…

3曲目。
🎶🎶🎶
<テンポがゆっくりで、レガートと長めのスタッカート>

私:「『ブランコのり』!」
Kちゃん:「あたりっ🎯」

短めに弾いた2曲目とは明らかに違う、長めの切り方のスタッカート。今まで聴いた中で、一番、ちょうど良いの切り方です。

4曲目。
🎶🎶🎶
<1音、1音確かめるように弾いています>

私:「テヌート!『ぬきあしさしあし』」
Kちゃん:「あたりっ🎯」

この先、テヌートは「こだわりの音」についていることが多いですが、こんな風に丁寧に弾いてね♪。

全部で5問、私、全問正解💮。

ということは、Kちゃんの表現が良かったことになります!
Kちゃん、よくできました👍。

お家での練習はどうだったんでしょう?聞くと、
ひとりで、取り組んでくれていたようです。
頑張りましたね😌。
これから、これらの奏法を使っていろんな表現をしていきます。

また、来週✋