前回から、「音符の並びは同じだけど、表現が違う曲」に取り組んでいます。

ん?どういうこと?って感じですが、、、
当ピアノ教室が、ピアノ初めてさんにお渡しするテキストは、譜読みの苦労は少しにして、奏法や音を表現することに重きをおいています。
で、Kちゃんの今回の曲も、6曲続けて、音符だけ見れば、同じです😄。だから、譜読みは1曲目だけ。しかも、8小節ですからすぐ弾けます。
そして、慣れた音符で、弾き方(奏法)を変えて、全然違う感じの曲にしてしまいます。

新たな譜読みがないことは、ピアノを始めたばかりの生徒さん、特に幼児にしてみれば、有難いことです。新しい音も気にしながら、他のことに取り組むのは、難しいからです。
指導する側からしても、あれこれ気にせずに、弾き方についての指導に集中できます。

さて、Kちゃん。
1曲目の「スケートすべり」で、2音間に付いているスラー(レガート奏)とスタッカートをスケートで、氷を蹴っているように、短いスタッカートで弾きました。
2曲目は「ブランコのり」。テンポ指示どおり、「スケートすべり」と同じ弾き方で、ゆっくり弾きました。スタッカートも短く。
テンポの違いがつけられたから、これでOK👌。
と、言いたいところですが、、、
1曲目のスタッカートは、「レッ」。
氷を蹴る感じで、短め。
2曲目のスタッカートは、「レ-っ」。
ブランコを漕いでいる、そこまで「キレのない、長めの」スタッカート。
これが、この2曲での課題です。

音の切れ方を「しっぽ」に例えるなら、
「レッ」は、うさぎ🐇のしっぽ
「レ-っ」は、ワニ🐊のしっぽ。
そう、2曲目のスタッカートはなかなかに難しい。

Kちゃんも苦労しました😂。
どうか、機嫌が悪くなりませんように…。

まずは、私が弾いて、どんな「しっぽ」なのかを聴いてもらいます。手を離すタイミングや離し方を見るのも大事。

🎶🎶

Kちゃん、どうしても、短くなります。
私:「音を最後まで聴いてねー」
私:「納豆の糸がびょ〰️んって伸びてる感じ!レ〰️ぇッ」
口と手を交えて、説明。それが可笑しいのか、Kちゃん、機嫌が悪くなるどころか、ケラケラ笑ってます。いいよ、その方が何度も弾けます。

🎶🎶
数分間弾きました。
そのうち、
何回かに一回できるようになり、右手が弾けるようになり、
左手も何回か弾けるようになりました。
偶然弾けたではなく、確実に、音のしっぽまで聴いて、自分でコントロールして、手を離すことができているのを確認します。
「ドーレ-っ、ドーシ-っ」
よし、よし!できてます‼️

同じ曲でも、弾き方を変えると、全然違うものになることを体験します。そして、
たとえ、幼児でも、こうした弾き分けはできますね。

あとはお家での練習ね!