今週は第5週目の曜日が何日かあって、当ピアノ教室(高槻市)は月4回レッスンなのでお休みの日が続きました。加えて、最近は体調を崩している子供達が多く、レッスンのお休みが重なりました。きっと、皆、夏の疲れが出てきてるんでしょうね。お大事にして下さい。

時間があっても

ということで、私は今週、結構暇でした。だから、自分の練習もたくさんできるはず！なのですが、弾かなければならない曲もあるのに、なかなかピアノに向かう気になれず…。

私の癒しタイム

話は少しそれますが、私の好きなテレビ番組でNHKの「みんなで筋肉体操」というのがあります。指導者のもとで体操をする「テレビ体操」とスタイルは似ていますが、こちらはもっとハード。スクワットや腹筋などを、いかにも鍛えている3人がこなしていきます。一緒に体操するもよし、見てるだけもよしの、たかが5分の番組です。もっとも、この番組、夜遅くの放送なので、とても一緒にやる気にはなれず、私はいつも寝る前のひとときに、大変だなぁと思いつつ、ボーッと見ているだけです。

谷本先生風に

なぜこの番組が好きかというと、指導されている谷本先生の掛け声がいいのです。やはり、世間の皆さんも同じみたいで、今では語録集とか言葉が載っている日めくりカレンダーとか出てるみたいですね！

「あと5秒しかできません」とか「筋肉は裏切らない」とか、ポジティブな言葉を体操している一番しんどい時にさらっと言われると、きっと笑顔でやりきれてしまうんでしょう。いつも、いいわ～と思いながら、この言葉掛けは指導者としては見習わなければ！と感じるのです。そして、私は良い事はすぐに真似します！

レッスンで、練習をあまりやってこなかった生徒さんと10回練習をやる時があるのですが、その時の残りあとわずかの時に「あらぁ、あと3回しかできないねぇ」とか言って、笑いを交えてのレッスンに使わせて頂いてます。

みんなおんなじ！

で、その「みんなで…」に出演されている俳優の武田真治さん。普段からトレーニングされているので、番組でも簡単そうにメニューをこなされています。その武田さんが別のインタビュー番組でこのような事を言われてました。

「僕もトレーニングの前は嫌だなって思いますよ」。インタビューしていたアナウンサーが驚いて

「！武田さんのような方なら、トレーニングは嬉しくてしかたがないんじゃないんですか？」。

「いやいや、最初のバーベル上げるまでは今でも嫌ですよぉ」。

あ～、わかる、わかる。そうなんよねー。子供達には練習してよー。とか言ってる私ですが、時間ができてもなかなか練習に取り掛かれない、この体たらく。

でも一旦、始めたらあれも、これもとやってしまうのと似たようなもんだわ！(ちょいと強引？)

そして、子供達もきっとそんな気持ちなんだろうと改めて思いました。弾く前は嫌だな、面倒だなって思うでしょう。でもそんな気持ちで弾き始めても、終わったらやって良かったってきっと思うはずです。

やってしまえば…

ぐずぐずしている子供に向かって、「嫌々やるなら止めておきなさい」と、よく、親は言いがちです。私も娘に何かにつけて、言いました。

でも考えたら、嫌々でもやったらいいんですよね。逆に、喜んでやることの方がよっぽど少ないんでは？とも思えてきます。やってみてホントに嫌なら止めとけばいいし。でもそんな気分で始めても、多分、やりきれることの方が多いんではないでしょうか？

そして、その時のちょっとした満足感はやった人ならわかる！毎日、これの繰り返しです。もちろん、これはピアノの練習に関しての話ですが、他の事にも共通してる？

それにしても、あんなにトレーニングされてる人でもそんな風に思うんだ、と知るとちょっと親近感。安心しました。うふふ。

ますます「みんなで…」がお気に入りの番組になりました(^^)。

さあ、私も練習がんばろっ。

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