桜台認定こども園の年長6歳女の子Iちゃん、今日のレッスンでは、ピアノを弾いて、譜読みをして、歌を歌いました。

ピアノを弾くんだから、「歌」は関係ないでしょ?と思われそうですが、どうして、どうして、「歌」は大いに関係します。

レッスンで、歌わない時などほとんどありません。
譜読みの練習でも、ただ、「音を読む」のではなく、必ず、音に合わせて、高低をつけて歌います。

実は、音の高さが分かって、その高さで歌えることが「譜読みができる」ってことなのです。
ドレミが「言える」だけではダメなのです。

譜読みは、目で見る、耳で聴く、歌う(頭の中でも)などの、相互作用で成り立っているからです。それらのどれかひとつが欠けていると、どうしても時間がかかります。
ですから、幼い時から、幼いからこそ!歌うところからアプローチします。

譜読みの練習でも、「♪ド、レ、ド」、「♪ド、レ、ミ」…
と、歌いますが、それだけではおもしろくない!
で、知っている歌を歌って、ドレミで歌うようにします。
そんなことで音感は育っていきます。

今日は『かえるのうた』。
Iちゃん、歌詞では歌えますから、今日はドレミで歌いました。
『おとのかいだん』表を指で指して、私の歌を追いかけて歌います。
…「♪ドドレレミミファファミレド」

最初は、ピアノなのになんで歌?と思うかもしれませんが、歌って、
ドレミを覚え、
聴いて、
音程を覚えるのは
とても大切。

幼児は、まだ喉のコントロールがしにくいので、慣れるまで時間はかかります。
Iちゃんも、地声が高いので「ド」の音が、既に高い。合わせていきましょう!すぐに直ります!
これから、たくさん歌います。

また、来週✋。