こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!
ざっくり言ってしまえば、ピアノのレッスンや練習は、弾けないことをできるようにするのが目的です。そうは言っても、習う本人にその気がないと、どんなに簡単なことでもできるようにはなりません。
下田部保育園年長のAちゃんは、いつも、できなかったことを「何とか」してきます😄。
やっかいですが、楽しい曲です
Aちゃん、今、取り組んでいる曲は、、、
「ド」だけの曲ですが、手拍子もして、歌って、手拍子の合間に「ド」を弾きます。最後は、楽譜をしっかり見ていないと、どこを弾いてるんだかわからなくなってしまう、そんな曲です。
でも、これを取り組む子供たちには人気の曲。「ド」だけなんですが、色々な要素があるので、弾いていて楽しいのです。
でも、手拍子と弾くことを交互にやるのは、習い始めにしてはちょっと難しさもあります。
手拍子によって、鍵盤から手を離すので、また「ド」を弾きにいくのは、外す可能性大。最初は、皆が外します。
加えて、最後の13個の「ド」。左右交互に弾くから「ド」の鍵盤は見なければ外してしまうし、楽譜を見ていないと、どこを弾いているのかわからなくなるし…。でも、これはこれからピアノを弾く上で大切な要素。
先週のAちゃん、何度弾いても数があわない…😆。
そこは私も、譲れるところではありません。きっちり弾けるまでは⭕にはできませんから、そこを「何とか」してくるのがお家での宿題。
さて、今週はどうなったでしょう!?
「何とか」してきました!
<👏パンパンパンパン>
<♪ドドドド>
<👏パンパンパンパン>
<♪ドドドド>
…中略…
<ドドドド…ドドドドドーーー>
一度も外すことなく、13個の「ド」の数もバッチリあってました❗
私:「すごい!すごい!ぴったりあってた!最後、自信がなさそうになってたけど、あってるよ~。元気に弾いて!」
そうなんです、13個の「ド」は、だんだん、心配になってくるんですよね、あってるかどうか。大丈夫、できてました!
実はこの曲、手拍子のところは歌詞があります。しかも、英語。もちろん、ひらがなをふりましたから、お歌の上手なAちゃんは手拍子しながら大きな声で歌ってくれました。最後も、自信を持って元気よく弾けました!
はい、合格💮。頑張りました!
当たり前ではない
先週できなかったことを、できるようにしてくるのは当たり前のようですが、なかなか、難しいところもあります。
私もレッスンノートに、注意事項をすべて書いている訳ではありません。レッスン中には色々なお話、注意もするので、しっかりと聴いていないと、忘れてしまうことはありがち。
「何を直すんだったっけ?」ってことになりかねません。
そこをAちゃん、ちゃんと覚えてくれてましたね。
前回もそうでしたが、Aちゃんは、レッスンでできなかったことを必ず直してきます。口にはしませんが、「直してこよう」と思ってくれているのだと思います。これ、当たり前のようですが、そうではありません。1週間をボーッと練習していたら(あるあるです)、直せるはずもありません。「直す努力」があってこその結果です。
そして、レッスンもお家での練習も「ひとり」が基本ですから、まずは、ひとりで、少し頑張ったら「できるようになる」に気がついて、それらを習慣にしたいですね。
Aちゃん、よく頑張りました!
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