下田部保育園年長6歳のAちゃんは、お家での練習はひとりで取り組んでいます。習い始めでも6歳さんだとそれは可能です。ただし、それは、私との意思の疎通がとれていないと、難しいことになります。

「意思の疎通」とは、何を、どの様に、どれだけやるかをレッスン中に、私の説明をきちんと理解しているか、ということです。

そして、習い始めだと、練習するってことがどんなものかも知りません。

Aちゃんの場合、ここ数週間を観ていると、毎回、どこをどの様に弾くのか、直すのかはよく分かっていて、次週には、先週できていなかったところを必ず直してきてくれます👍。
すごいっ⤴️。

次に分かって欲しいことは、回数をこなすことです。
安易に「○回弾いてきてね~」と言うだけでは、弾いてきてはくれません。
○回と言っても、嫌になったり、しんどくなったらやめてしまうこともあるでしょう。
でも、そこを我慢して何とか回数を弾いて欲しい~。

そこで、今日はお家での練習をシュミレーションしたレッスンにしました。

今日の練習する曲は、繰り返して2回弾きますが、繰り返す時に指番号を変えます。それで1回とします。
幼いお子さんには、それを理解して貰うことも必要。ただ「繰り返す」なんて言っても通用しません。

さあ、1回目弾きますよ!
<ドレドレ…中略…ド、ド、ド>

案の定、繰り返すと言っていたのに、Aちゃん、繰り返さずに終わってしまいました。

私:「ちがうよ、指変えて始めに戻るよー、今度は何番だぁ?」
Aちゃん:「1と2」
私:「あたりー🎯」
繰り返して弾きました。

私:「はいっ、これで1回目ね。少し、休憩~」

そうやって、2回目、3回目と弾きました。

私:「これで3回弾きました。どう?大変?」
Aちゃん、こっくりとうなずきました😅。
私:「そっか~。でもどう?こうやって、お家でもできるかな?」
またまたAちゃん、うなずきました。

3回は決して多い数ではありませんが、まずはやることが大切😌。約束した練習をこなすことに慣れましょう。大丈夫、必ずできます。

また、来週✋。