こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!
当たり前ですが、ピアノの先生の仕事は、ピアノを教える事です。生徒さんたちに楽譜を読めるようにしたり、弾けるようにしたりします。
「待つ」のが仕事
そのように「教える」事がメインと思われますが、実は「待つ」こともとても大切なことになっています。
レッスンの間も、読めるようになるのを、弾けるようになるのを「待ちます」。(あ、もちろん指導はしますよ😄)そして、レッスンでやったことをお家で弾けるようにして来てくれるのを「待ちます」。そうなると、ほとんどの時間が「待ち」かもしれません(笑)。
※こちらもどうぞ→「ピアノの先生は優しい方がいいか?怖い方がいいか?②」
弾けなかった時の「待ち」
中でも一番ドキドキする、そして楽しみにもしている「待ち」は、前回のレッスンで弾けなかったことを子供たちが1週間かけて練習してきてくれることを待つ時です。
今日、私がまさにそのドキドキで待っていたのは年長5歳の女の子Mちゃん。
前回のレッスンで、どうしても弾けなかったことがあり、泣いてしまいました。
私は基本的に、できそう!、やってみよう!と思える気持ちで帰って貰うことをモットーとしていますが、前回のMちゃんはそんな前向き状態ではお帰りしていません😅。泣いてましたからね、あんまり良くない「帰り方」だったかもしれません⤵。
何も泣かせてまでやらなくても…と思われる親御さんもおられると思いますが(私も泣かせようと思っている訳ではありません😅)、これはどうしてもできるようになって欲しい、泣かれても譲れない事がレッスンでは幾つもあって、そんな時にこんな状態になるのです。
音符どおりに弾けているだけでは駄目なことが多い、ピアノはやはり厳しい習い事です。
レッスンでは何度も弾いて、やることは伝えてましたから、あとはMちゃんが弾けるようにしてくるのを信じて待つだけでした。
弾けたっ🎵
とはいえ、これがなかなかしんどい事で😅、
「ちゃんと伝わってたかな?」
「練習してるかな?」
色々考えてしまいます。場合により、復習動画を送ったり、練習動画を送って貰ったりしますが、今回は何もしていません。
さあ、やって来たMちゃん。インターホンの画面越しに見ると、意気揚々とマンションの玄関ドアを通ってくるのが見えました。✨おっ!これはいいかも!
挨拶もそこそこにして、早速弾いて貰いました。
🎶🎶🎶
\(^-^)/
この瞬間、いつもホントに嬉しい瞬間です。
Mちゃん、弾けるように頑張ってきたんだね~~。
私:「1週間たいへんやった?」
😌こっくりと頷くMちゃん。
😄頑張ったご褒美に大きなシールをプレゼントっ!
すぐに合格💮って言いたいところですが、せっかく弾けるようになったのにもったいない!レベルアップの弾き方をやりました。
子供たちは頑張ってくる
こういう場面に幾度となく出くわしましたが、弾けなくて泣いた子も、怒っていた子も、平気な顔をしていた子も、必ず1週間頑張って練習してきます。その間の私の1週間は悶々としていますが、待つ甲斐があります。
Mちゃんは今回、弾けるようになりましたが、もしもまだ弾けていなかったら(その様なことは何度もあります)、その時もやはり心を鬼にして、お持ち帰りして貰います。妥協はしません。きっと子供たちは弾けるようにしてきますから。
レベルアップの弾き方について、
Mちゃん:「むずかしいなぁ」
と、苦笑いしながら帰って行きました。
そうだねぇ、でも今度もできるから頑張ろうねっ。
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