こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。
ピアノの先生の「優しい」、「怖い」ついてお話ししています(※)。
※:前回ブログもどうぞ→「ピアノの先生は優しい方がいいか?怖い方がいいか?①」
怖いって?
「怖い」はどういうことでしょう?
もしも、怖い=叱るととらえるなら、最近は、怖い先生って、減ってきてるように思います。
世の中、「誉めて伸ばす」傾向が強いので、叱るのはマイナスになるかもしれませんね。
あ、「怒る」のは、論外。ただ、感情に任せてるだけですからね、これは、やってはいけないと思います。
また、子供たちが考えそうですが、厳しい=怖いってことなら、厳しい先生は、今でも大勢、おられます。
ピアノに限らず、何かを習得する時に、厳しさ無くして身につくものなどありません。その厳しさなら、有り難く受け入れるべきです。
愛の鞭(むち)ってことですが、鞭までいかなくても、指導上で曲げられないことがあれば、厳しさは出ます。それをどのようにとらえるか?
そこは考えるべきところです。
前回の「優しい」ところで、私が悩んだのは、ここです。
優しさ=厳しさにもなると思います。
怖い先生のメリットは、
・生徒さんは練習しますよ!
厳しいですからね。だから上達します。
・緊張感のあるレッスンになる。
ぼーっとしてられません。
デメリットは、
・レッスンが嫌になるかもしれません。すると行かなくなるかもしれません。
先生として大切なこと
最初に言いましたが、こんなにキレイにタイプがハッキリすることはないので、参考程度ですが、両タイプのデメリットは結局、練習しないことになってしまいます。
ですから、そんなことにならないよう、世のピアノの先生方は、どんなタイプであれ、その辺り、押したり引いたり、あれこれ考えてるはず。
結局、優しさや怖さは、先生選びの参考にならない気がします。
優しさが厳しさとしての表れる場合もありますし、よかれと思って「○○してあげた」ことが、マイナスになることもあるからです。
親御さんとしては、お子さんのタイプにあった先生をお考えになればいいですし、
先生としては、生徒さんの性格や状態を考えて、対応できれば理想的です。
この子は、叱ると練習しないとか、今は叱ってでもやらせた方がいいかも?とか。
なかなか、難しいところですが、臨機応変で対応していけたらいいなぁと思います。
私の場合
私としては、できるまで「待てる先生」でありたいです。
さて、待つ先生は優しいか、怖いか?
待つ先生は、
今できなかったら、できるようになるまで何週間も待ちます。
時間がかかっても、うやむやにはされないし、「できなかったら、いいよー」的なことはありません。
そうなると、生徒さんは練習せざるを得ないのです。
怖い先生になるのかな?
でも、前回お話ししたように、生徒さん達の私に対する評価は、概ね、「優しい」。
そうなんです、ありがたいことに、生徒さん達は待たれることを理解してくれています。
と、私のいいようにうけとってますが(笑)。
待つのもつらい
どうしても指導上、譲れないところが弾けていない場合、時間がかかっている等の理由で、妥協して〇にしたら、きっとまた同じところで、つまずくことになります。その時、苦労するのは子供たち。妥協は後々、怖いことに!
ですから、待ちます。
でもね、待つのは、辛いんですよ。だって、手を出したり、口出しした方が早いし、楽。子育ての時とまったく同じです!
でも、その子の為になるなら、できるだけ待ちます。そんな先生でありたいです。
あ、「優しいまなざしで、黙って待つ」なんてことはないですよ、色々しゃべり、応援します(^_^)v。
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