こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

「○○ちゃんも間違える時があるの?」と、真剣に聞いてきたのは、小学1年女の子Eちゃん(高槻市)。

なぜこんな会話になったかというと、

Eちゃん、今日のレッスンで、ちょっと難しい事に直面したので、今までのように簡単にスラスラとは弾けませんでした。で、少し不機嫌になってしまい、、、

この頃、こんなことによく遭遇するので、良い機会だと思い、Eちゃんと少しお話ししました。

みんな、間違えます

私:「あのね、いつもスラスラ弾けなくていいの。Eちゃんは、今までちょっと、良く出来過ぎだった!それに、弾けないことは恥ずかしいことじゃないし、ダメなことでもないよ、わかる?」

きょとんとしているEちゃん。

私:「ここに来てるみんなも、おんなじ。間違えて、お家で練習して、ここでまた間違えて、また練習をしてるんやよ。先生も、た~くさん間違えてるんやよ。だから、間違えても怒ったらアカンよ」

そこで、冒頭の発言、
Eちゃん:「○○ちゃんも間違える時があるの?」

👀私は内心、びっくり!
Eちゃん、自分以外のみんなは、いつも間違えずに、スラスラと弾けているとホントに思っていたんですねえ!
私の話を聞いて、
一番身近な、よく知っている○○ちゃんはどうなんだろう?と素朴に思っての質問だったのです。
そうか、そうか、この誤解は解いてあげないと!

私:「そうだよお‼️まちがえる、まちがえる!(○○ちゃん、ごめんね)、たくさん間違えるよ、そして、練習してはるねん」
私:「だから、Eちゃんも間違えていいの。ピアノは間違えて、直していくもんやからね!」

お話の後は、イライラせずに、間違えながらも、弾き直ししながらレッスンを続けられました。
先週は間違えたら、途中でやめてしまい、ソロバンをご破算するように、鍵盤を叩いておわり!とするようなことが多かったのですが、今日はそれはありません。

難しいお話になったけど、Eちゃん、わかってくれたかな?
Eちゃんの希望で、今週と同じ練習をやってくるとのこと。
少しは楽な気持ちで、練習できるかな?

意外な落とし穴🕳️

実際、ピアノは孤独な習い事です。
個別レッスンなので、同じ教室でも、他のお友達、お姉さんたちのレッスンは滅多に聞けません。
聞けるのは、発表会などの改まった場。そういう時の皆の演奏は、出来上がってますから、そりゃ、立派なものに聴こえますねぇ。
憧れも抱きますが、今回のような勘違いもしてしまったんですね。私も、早く気がつくべきでした。ごめんね。
でも、逆に言うなら、Eちゃん、他の人の演奏を良く聴いてるんだなぁと感心します。素晴らしい‼️

前向きです!

帰り際、
私:「はい、じゃ、練習頑張ってきてね!」
Eちゃん:「でも、あそこ、少し弾けるようになったでしょ?」

今日の自分の良いところを肯定的にとらえ、バネにしようとするところ、良いですねえ~🎶。

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