こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!

小学3年女の子Mちゃん、いよいよ「指越え」が出てきました。
5指の範囲内で弾いている時より、弾く範囲が広がる訳です。

この「指越え」、何気に指をまたぐだけではないのです。
私自身、幼い時に習った時には、何気にまたいでいましたが😆。

「指越え」をあなどるなかれ

今回は、3パターンの指越え。
1指の上を、それぞれ2指、3指、4指が越えます。

その際、
テンポに係わらず、素早く越える事が大事です。そして、
1指を越えたら、越えた指たちと1指を鍵盤に戻さないといけませんが(私は「ほどく」と言ってます)、これまた、素早くほどいて、「次に弾くべき」鍵盤の上で待ちます。

ここで、一番大事なこと!
指越えしたことや、ほどいたことが、音に影響を与えてはいけません。越えた指の音が強くなったりするのは、よくあること。注意です!

ひとつずつ

今日はMちゃんと、それらを噛み砕いて進めました。
いっぺんに指ごえして、ほどいてしまうといい加減なことになります。

まずは、「越え具合」の感覚をつかみます。
3指が、1指を越えたところで、弾かずにストップして、正しく越えているかを確認します。
越え過ぎても、足りなくても、目的の指が、目的の鍵盤に乗りませんからね。何度も弾いて、感覚をつかみます。
たかが、これだけの動きですが、ボーッとやっていては、できません❗

案の定、Mちゃん、越え過ぎてしまいました。しかも、越える速度がテンポと一緒、もしくは、それより遅い🐌。越える時は、素早く!越えて、待ってるくらいにしないとね!

🎶🎶

できました。

越えた指が鍵盤を弾きます。

次に、「ほどく」。
越えた指が音を出したら、他の越えた指たちと1指を鍵盤に戻す訳ですが、その指たちを弾くべき鍵盤に乗せないといけません。なんとなく、ほどく訳ではないのです。

Mちゃん、1本めの指は乗りますが、あと1本は違うところに乗っています。弾きながら直すことになるので、それでは❌。ほどいた瞬間、定位置。しかも、素早く!
和音にしてつかんだら、できました。
そして、も一度、ほどいて1本ずつ乗せると、、、定位置に置けました!

Mちゃん:「ふぅ〰️😵💨」
大きなため息。そう、大変ですね。でも、この動きを覚えておくと、後々、楽です。

「速く弾ける」とは

<指を上下に速く動かせる>

<指ごえ、指くぐりや「ほどき」が素早く、正しくできる>
= 速く弾ける \(^-^)/

指が上下に速く動くだけでは、音階など、長いパッセージは速く弾けません。

その為に、こうして、ひと動き毎に練習します。

しんどいね😵💨
でも、役に立ちますよ‼️

Mちゃん、これを2指、3指、4指でやりました。
お疲れさま。
あとはお家で練習です。

発表会からこの方、毎日練習継続中のMちゃんです‼️
ありがたや、発表会😊

また、来週✋。

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