こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!

ピアノの先生は、もちろん、今もピアノの勉強をしています。
自分の腕を磨くことはもちろん(なかなか上達しませんが😅)、子供たちの指導についてや、曲のレパートリーを増やす勉強会やゼミに足を運んでいます。

今回は、その勉強会で感じたお話です。

久々の指導者ゼミ

先日は、定期的に受けているゼミの日でした。コロナ禍のせいで、2ヶ月ぶり!

今、勉強しているのは、
ハチャトゥリアン作曲の
『こどものアルバム第1集”少年時代の画集”』。
なんじゃ、それ?って感じかもしれません。一般の方には、全然馴染みのない曲集ですね。

魅力、再発見!

私、この曲集、何年か前にもこのゼミで勉強しているはずなんですが、ぜ~んぜん覚えてなくて😅、「あの時、お休みしてたのかな?」と、
自分の記憶を正当化している始末です😱。

今回勉強して、この曲集について、素敵✨、面白い😄と感じる曲がいっぱいあるなぁと魅力を再発見しました。
どうやら、その時々の私の受け止め方で、記憶は大きく左右されるのかもしれません。
アカンなぁ…😩。

ですが、

最後の曲、『フゲッタ』だけは、どうしても受付られない、聞いているのが苦痛になる感覚に襲われました😩。
この曲に限らず、時々あるのです、こういうこと。

4期を学ぶ

ここで、話しは少し逸れますが、

私は主に、クラシック音楽を指導しています。

長い歴史のあるクラシック音楽、時代で4つに分類されています。
バロック、古典、ロマン、近現代の4期に分かれます。

その時代の主な作曲家をあげると、、
・バロック
バッハ、ヘンデル、スカルラッティ等
・古典
ハイドン、モーツァルト、ベートーベン等
・ロマン
ショパン、シューマン、リスト、チャイコフスキー等
・近現代
バルトーク、カバレフスキー、サティ等

ざっくり、こんな感じです。

コンクールでも、課題曲が4期に分類されていたりしますから、ピアノにおいて、「4期」を学ぶということは、やはり、大切なことなのです。

要は、長い歴史のクラシック音楽を古くから新しい時代まで、まんべんなく、学ぶことが推奨されています。

現代曲

前述のハチャトゥリアンは、1978年に亡くなっているので、クラシック音楽と言っても、結構最近の人。作品は『近現代曲』に分類されます。

人により、好みが分かれるのは当たり前ですが、私は、この4期の中では、近現代の曲が苦手😅。
面白いなぁ、弾いてみたいなと思う曲もありますが、『フゲッタ』のように、聞いていられない(ごめんなさい😣)曲も。

その理由は、子供時代に遡ります。

私の子供時代

「4期をまんべんなく」との考えから見ると、私が子供の頃に習った曲には、大きな偏りがあったと思っています。

4、50年前は、多くの子供たちがそうだったかもしれませんが、指導者の知識、考えや趣味が大きく影響していたことは間違いないと考えています(今と比べて、我が田舎では、楽譜が手に入らなかったせいもあるかもしれませんが)。

子供の私は、前述の4期のうち、近現代の曲をやったことが、多分、ほとんど、無い😆。

クラシックでなくとも、子供の為にかかれた邦人作曲家の作品なんかも、素敵な曲がたくさんありますが、残念ながら、私は弾いた記憶はありません😩。

これは、結構、その後のピアノ生活に影響します。

初めて耳にして

たぶん、まともに現代曲を聞いたのは短大時代。
練習室から漏れ聞こえる、他の学生が弾く現代曲を聞いて初めて、「面白い曲!」と思った記憶があります。
でも、試験などに振り回される学生時代、やはり、弾く曲はロマン派までの曲。私の先生も、好んで現代曲を弾かせる先生ではありませんでしたし…。

そうなんです。生徒が弾く曲というのは、生徒に知識がなければ、指導者に大きく左右されてしまう可能性があるのです!

これは、お母さんの嫌いなおかずが食卓に並びにくいことに似ています😅。子供たち、食卓に出てこないおかずは、食べる機会がありませんよね?
まさに、これ。

ですから、指導者の責任は重大!

おかずの世界はさておいて(笑)、ピアノの世界は、偏りがあると、どうなるか!

続きは次回に!

※ こちらもどうぞ→「有名な曲でなくても、素敵な曲がいっぱい!②~様々な時代、地域の曲を弾きましょう」

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