桜台認定こども園の年長6歳女の子Iちゃん、ただ今、形は違うけど(見た目は違うけど)、同じ高さの音を習っています。「異名同音(エンハーモニック)」と言います。

難しいことではありません。
実は、一番最初に習う右手の「ド」と左手の「ド」もその類いの事なんです。

「ド」は見た目が分かりやすいので、「同じドだよ」って言うと、子供たちは皆、すぐに理解してくれます。

が、
ここで、キチンと指導しないと、「同じド」と言っているのに、いざ弾き始めたら、左手の「ド」を低い「ド」を弾いてしまう~ってことになりかねません。
見た目がね、↑いかにも左手は低いように見えますねぇ。ですから、そこのところを、きちんと指導します😌。

それと同様のことなんですが、当ピアノ教室が使用しているテキストでは、「シ」や「レ」も習い始めに、その「異名同音」を習います。

見た目で惑わされないように、分かりやすい楽譜を使ってやりました(右手と左手の間が狭い!)。

私:「この右手のドと、左手のドは同じやね~、今、ピアノでも同じ鍵盤を弾いてるよね」

私:「レも、これと、これは同じ。鍵盤も同じところを弾くよ」

Iちゃんが今、習っている曲には、まさに、この2つの「レ」が出てきて、同じ鍵盤を弾いていますから、Iちゃんは、なんとなくは、分かっています。
でも、もう一度きちんと説明しておきたい!、そんな気持ちで指導しました。間違えやすく、とても大切なところです。

「シ」についても説明しました。次の曲に出てきます。

幼児でも、こうやって丁寧に、やり方を変えながら、何度でも説明すれば、理解してくれます。

手取り足取りの指導をしますが、子供たちが、自分で鍵盤に手を持っていける、そんな指導でありたいです。
次回は、これで練習問題をやりましょう♪。

また、来週✋。