こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!
年中5歳男の子Sくん(高槻市)のレッスンでした。
Sくんが今、取り組んでいるテキストは、童謡や小学校で習うような、皆にお馴染みの曲ばかりを集めた曲集、『はじめてのピアチャレ』です。
初めてピアノを弾く人がピアノにチャレンジするので略して、『ピアチャレ』(笑)。
音感を育て、弾くことにチャレンジ!
童謡を集めた曲集というのは、巷に溢れていますが、このテキストはそれらとは幾つか違うところがあります。
曲のほんの一部分だけを片手で弾くことから始まり、両手でメロディーを弾き、最後は伴奏付きの両手奏まで弾けるようになっています。
そして、弾くことに限らず、歌を歌ったり、手遊びして、音感を育むことにも重きをおきます。
真似でもなんでも!
以前の私は、まずは音符を覚えて、その知ってる音符で弾けるような曲をレッスンしていました。そうすると、知ってる曲を弾けるようになるにはなかなか時間がかかることにも…。弾く子は、遊びながら知ってる曲を弾いたりするのですが、皆がみなそうではありません。真似でも何でもいいので、弾けるようになったら楽しいのにな…。そんな思いがいつもありました。ですから、最近はメインのテキストと平行して、習っていない音符があっても、知ってる童謡などをどんどんと弾くようにしています。
歌って、手遊び、そして弾きます
Sくん、以前に渡したテキストでは練習にいまひとつ身が入らず、今はこのテキストに寄り道しています。
音の並びに無理のない選曲になっているので、少~し頑張れば弾けるようになります。
誰しも何かを弾けるようになれば、練習へのモチベーションがあがります。Sくんにもそんな思いで取り入れました。
そして、私の思惑にしっかりはまってくれ、お家での練習も順調のようです。
Sくん:「こんなの簡単やん♪」
😊ふふふ、最初はこんなことも言っていました。
今日も『おてらのおしょうさん』のメロディーを両手奏で聴かせてくれました。
🎶🎶🎶
音符にかかれているフリガナも鉛筆で黒く塗り潰してあるので、ひとつずつ自分で音符を読みながら丁寧に弾いてくれました。
そうなんです。この楽譜、ドレミのフリガナがしてあるので、音符を読めなくても弾けるのです。弾けたら消すことができて、フリガナでなく、音符を読みながら再度弾けると言うわけです。
Sくんは音符は読めます。でも読めてもまだ指の動きがままならないところがありました。なのでこのテキストで指を動かし、弾けた感、プチ成功体験を積み上げて欲しかったのです。
この曲では手遊びもして、Sくんに『おてらのおしょうさん』が東京タワー🗼に行くバージョンも教えて貰いました(笑)。
「無理、無理~」と言いながらも
メロディーを両手奏といっても、左右同じ動きではないですから、意外に難しいものですが、今のところ、Sくんにはどの曲もそれで仕上げて貰ってます。無理無理と言いながらも嫌がらないのは知ってる曲でもあるかなかな?いやいや、知らない曲でもチャレンジしてくれてます。まさに『ピアチャレ』ンジ🌟。
そして、お家での練習が行き詰まらないように復習動画でもサポート。私の話に熱心に耳を傾けてくれてるようで(Sくんはオンラインだと思ってるみたい😅)、お母さまが喜んで下さってます。
そんなんで練習してくれるのなら、送りますよぉ(笑)。
次回は『こいぬのマーチ』の両手奏です。こうやって指を動かす事に抵抗をなくして、前のテキストに戻っていきます。
Sくん、頑張りましょう!
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