こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

音楽には色々な拍子がありますが、私達、日本人は3拍子があまり得意ではないようです。指導するのも難しいです。
でも、子供達の弾く曲には3拍子の曲はたくさんあります。

年長6歳女の子Eちゃん(高槻市)の今日の曲は、3拍子のワルツ。Eちゃんにとって、初めての3拍子です。さあ、どうしよう?

ワルツ

ワルツは
『ぶん ちゃっちゃっ、
ぶん ちゃっちゃっ…』の
3拍にのって、『ぶん』にあたる1拍目を強めに感じて弾きます。でも、ワルツって言っても、踊ったこともないし、伝わりにくい…。
Eちゃんは楽譜どおり、キチンと弾けています。
前回、1拍目に印を付けたので、そこを強く弾くこともできています。
でももう少し、拍を感じられるようにするために、リズムを身体で感じてもらおうと思いました。

身体で感じる

3拍子を感じるためには、たぶん、踊るのが一番良いと思いますが、…踊れません。
ですから、踊りモドキで。
その曲を歌いながら、2人で向かい合って、手合わせをしようと考えました。
ピアノは指で弾く動作ですが、身体で感じる事は大事。

パペット

ここで問題。
この時期、いくら消毒済みでも、お互いの手を合わせるのはやはり、まずいかな😖。

そして、ひらめき!😃💡
先日、物置を整理していたら、見つけたパペット(動かして楽しむ人形)!
ほとんど使ってないし、何かに使えないかなぁと考えてたところでした!
このパペットは、手袋タイプなので、手を全面にカバーできて、ちょうどいい!
あんまり可愛くないけど、ただの手袋よりはお愛想がある🐶犬くんと😼猫ちゃんです。↓

<私の手にはめて、犬くんと猫ちゃん登場〰️>
Eちゃん、目が点。
でもすぐに、
Eちゃん:「なぁに、これ〰️?」

犬猫:「私達と手をあわせましょっ」
私、結構、こういうのになりきります。マスクしてるので、腹話術っぽくできる!

ノリノリ♪

ふたりで向かい合って、その曲を歌いながら、
1拍目でふたりの手を胸の前で合わせて、強く『ぱん!』
2、3拍目は、お互いひとりで手を高く上げて(または下げて)、軽く『ちょんちょん』…繰り返します。
Eちゃんの目から見れば、まさに犬くんと猫ちゃんと手を合わせてる形になるので、面白がってやってくれます。

ついでに、なめらかに弾くところは、
「タコみたいに、ふわ〰️って動こう!」と声かけすると、ふわり、ふわり。
ピアノの椅子に座ったままでしたが、3拍子を感じてくれたかな?

あらためて

私:「んじゃ、も一回弾いてみよう!」
Eちゃん:「犬くんと猫ちゃんにもきかせたいぃ〰️」
<ああ、そっか💡>
犬猫:「わたしたち、ここで聴いてるわっ」
<鍵盤の端に座らせました(^.^)>

やはり一回目より、リズムに乗って弾けます。身体全体で感じた効果は大きいです。
最後は私と連弾。ワルツの伴奏なので、よりいっそう3拍子を感じてね♪。

眠っていたパペットたちがこんな形で役に立つとは!これからも、コロナ禍のお助けマンになってくれそうです。

リズム感や音楽性を豊かにするのは、日頃のちょっとした事の積み重ね。
これからも、子供達がどうやったら楽しみながら取り組めるかをいろいろ考えて、やっていきたいです♪。

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「子供にピアノをやらせたいなら、3歳など早期からがおすすめ!」
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