こんにちは！
寺田ピアノ教室(高槻市)です。
先日、テレビで、100歳になるピアニスト、室井摩耶子さんのコンサートのニュースが流れていました。
ベートーベンの「エリーゼのために」、「月光」を演奏されている映像でしたが、赤いドレスを纏い、ピアノに向かわれている様は、とても100歳に思えないほど。
高齢になられた今でも、気持ちが乗ると、夜中の2時まででも練習されるとか。体力もですが、気力がそこまで継続できることに頭が下がります。
２時間練習して、しんどがってる自分が恨めしいぃ～(^^;。
その室井さんのインタビュー。
「音そのものが物をいっているの。指を速く動かそうなんてことじゃないのよ…」
人としての深みが出てきて、その様な演奏が出来るようなことをおっしゃっていました。
やはり、そこですねぇ！深みは、年齢を重ねないと当然むりでしょうが、「音」へのこだわりは、幼くても、若くてもできます。
というか、若いからこそこだわらないと無味乾燥な演奏になりますね。だって、まだ人としての深みはないから、勝手に染みだしてくるはずもない…。
朝の、ほんの短いニュースで、納得してしまいました。
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