こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

前回から連弾のお話しをしています(※1)。

今回は、連弾をすることで得られる効果についてのお話です。

※:前回のブログはこちら→「ふたりでたのしく連弾!①~連弾ってなに?」

今の自分では出せない音を演奏できる

これは、初めて連弾をやった瞬間から味わえる効果、効用です。
たとえ、自分が1音しか弾いてなくても、お隣でパートナーが何かしら弾いてくれるので、一気に、もっとたくさんの音、綺麗なハーモニーが流れてきます。
何だか、自分が上手になった気がしてしまいます。今の自分の力だけでは無理な「音楽の世界」に、弾きながら行けるのです。
それは上級者でも同じこと。一人で弾いているときよりも、圧倒的に、厚みのある音、華やかさが味わえます。

音をよく聴けるようになる

自分の弾いていることだけ一生懸命で、パートナーの音なり、合わせた音を聴かないと、綺麗な音楽になりません。
始めたばかりでも聴けます。そしてそれは、一人で弾くときにも活きています。

以前、始めたばかりの子との連弾で、私が、わざと大きい音で弾いたら、

「…先生、うるさい…」って、言われちゃいました。

<正解!聴いてる、聴いてる>

にんまりしたものです。(笑)

音楽を誰かと共に作りあげる体験ができる

出だし、テンポ、音量、音質、音色。「このくらい」、「こんな感じ」をひとつひとつ、相談して合わせていきます。
もちろん日常では、そこまではできませんが、特に、発表会など、人前で披露する時などは、まさに、二人で「作り上げる」ことになります。

思いやり、協調性が養える

二人ですからね、もちろん勝手なことはできません。
それに、「常に自分が主役ではない」という認識も出ます。
それは、、、

必ずしも、自分がメロディーライン(歌の部分)を弾くとは限らず、メロディーより静かに弾かなければならない伴奏になるかもしれないのです。主役ではない。
そういうことで、相手をひきたてる、相手にあわす能力も芽生えます。

そして、良い演奏をするために、どうしたらパートナーが弾きやすいかを考える、思いやりも。
連弾は、くっつきますからね、弾きにくいんです。その時に、お互いが少しでも弾きやすくなるように考えたり、譜面をめくること一つでも、相手のことを考えます。

自分の足りない能力を知ることができる

パートナーが自分より上級者である場合、聴こえてくる音楽で、自分との違いは否が応でもわかります。でも、それは仕方がない。
そこで、私もこんな風になりたいな、と思ってくれたらです!
そして、お互いに、パートナーに迷惑かけないように練習もします。上手になる!

ふたりで音楽を楽しめる

理屈ぬきで、楽しい
二人の息で合わせて、曲を弾くんです。楽しくないわけがありません!
間違えないよう、止まらないようにする緊張感も連弾の醍醐味かもしれません。

 

楽しいだけじゃない連弾の効果、おわかりいただけましたか?。
当ピアノ教室では、アンサンブルの醍醐味を味わいつつ、もしかしたら、練習量もアップするかも?!を期待しつつ、連弾をレッスンに取り入れてます。

次回は、当ピアノ教室で、実際に取り組んでいる連弾曲のお話です。→「ふたりでたのしく連弾!③~こんなのやります連弾曲」

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