こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!

毎日うんざりするほど暑いですね💦。
当ピアノ教室では、8月末の発表会に向けて、生徒の皆さんの練習もいよいよ佳境に入ってきました。発表会の選曲は、季節感も取り入れて考えることもあります。今回は1曲だけ、「夏」にすこーし関係あるものも選びました。
そこで、今回は、暑い夏に弾きたくなる曲についてのお話。完全に、私の独断と偏見での選曲です(^^;。

※ こちらもどうぞ→「雨の季節にこんな曲を弾いてみよう~雨にちなんだ曲を集めました」

そもそも「真夏」の度合いが違う?

クラシック音楽はやはり、ヨーロッパの音楽。ヨーロッパには日本ほど、「暑いっ💦」という国はないので、「夏」の文字が題名に入っていても、暑さよりも清々しさを感じさせる曲が多いです。特に北欧の曲など、夏を謳歌してる感が全面にでてるので、日本のそれとは全然別物。
ですから、うーんと暑い曲はやはり、邦人の曲になります。

あえて暑さを噛みしめる曲

・あつそうね ひまわりさん!(湯山昭)

ピアノ曲集「こどもの国」からの1曲。
真夏の午後、ひまわりが🌻ぐったりしている様子が浮かんできます。
連符やテヌートの弾き方に気をつけて、だれ~っとした、気だるい感じで暑さを表現します。
いかにも、「あついっ」って曲です(^o^)。

「暑い」イメージの曲

「○○と言えば、暑い」。
って、自分勝手なイメージで考えれば、いくつも浮かんできます。

・プレリューディオ[アストゥリアス](アルベニス)

『スペインの歌Op.232』の中の1曲。
スペイン=熱い=暑い。これこそ、偏見!☺️
でもこの曲、熱さ具合が真夏に合うと思います。技術的にも激しい、汗かきもの。中間部の哀調をおびた「歌」も素敵。
『スペインの歌Op.232』の全曲、「熱さ」具合から言えば、すべて真夏にぴったり♪。

・はるかなるアフリカ(平吉毅州)

間違いなく、アフリカは暑いでしょう!
アフリカの打楽器が聞こえてくるような、スロールンバ。それが暑さを醸し出す気がします。

・チョコバー(湯山昭)

『お菓子の国』からの1曲。
これまた、完全に私のイメージですが、チョコバー=チョコレート=南米=暑い(^o^;)
あはは😄、無理があるでしょうか?
でも、アップテンポであおる様子、途中に出てくる不協和音が暑さを刺激する感じもします。
そして最後の和音は、チョコが暑さでとろける様子だと勝手に妄想しています😅。

「涼」を感じる曲

さて、散々暑い曲を弾いた後には、涼しさを味わいましょう。

・夏の夜のハバネラ(平吉毅州)

先ほどの『はるかなるアフリカ』と同様、「虹のリズム」という子供向けの曲集に納められています。この曲集はこの曲に限らず、子供という枠にとらわれずに弾ける素敵な曲がたくさん。
どこか、ホテルのラウンジや洒落たカフェで、ヤシの木が風にそよそよと、揺れている様が浮かぶような…。そんなお洒落な曲です。私はこの曲、大好き♪。

・泉(ブルクミュラー)

私の大好きな18の練習曲の中の1曲。
泉なので、涼しげな森の中。
きれいな水を湛えている泉。
冷た~い水が水底からふつふつと湧き出ている様子を表現しています。
練習曲ですが、静かに、美しく弾くと、とても素敵❣️
あ~、涼しい~。

・水族館(サン=サーンス)

オリジナルはオーケストラの曲ですが、ピアノ連弾に編曲されている楽譜もあります。子供向けもあるので有難い。
私はこの曲を聴くと、海遊館の大きな水槽を、悠々と泳ぐジンベイザメを思い出します。
ちょっと神秘的な響きが、涼しい曲です。

子供だけではもったいない

暑い時期に弾きたい曲、いかがでしたか?もちろん、まだまだあります。きりがないほど!

今回、選んだ曲はピアノを習って数年で弾ける曲ばかり。ですから子供向けと思いきや、大人が弾いても遜色無し!おっしゃれーな曲ばかりです。私は時々好んで、弾きます。子供だけに弾かせるだけではもったいない~。

そんな曲たちで息抜きして(笑)、暑さに負けずに、練習しましょう🎵

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