こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!
突然ですが!
私はどちらかというと、物事を器用にこなしていける人ではありません。
何かにつけて、できるようになるまでに時間のかかる人だと自負しています。
それを自覚したのは、もちろん、ピアノを弾いている時です。
ということで、今回は、ピアノを弾くことにおいての、すぐ「できる」「できない」について。私の経験を踏まえてのお話です。
最初に言いますが、決して、「できるようになるにはどうすればいいか」のお話ではありません!そんなの、私が知りたい!笑
器用、不器用
ここで間違えてはいけないのは、指先の器用さは、ピアノを弾くことにはあまり関係がないと思います。
裁縫や編み物が得意だとか、細かい作業ができるとかの能力が、ピアノを弾くことには直結していません。
実際、私は得意ではないですが、ひと冬にセーターを何枚も編める子でしたから。
そんなことでピアノが器用に弾きこなせるわけがない😩!
自分を知る
ピアノに限らず、習い事では、自分の「できなさ」を自覚する機会に度々、遭遇します。
ピアノでは、結構多いかな?
リズムを正しく弾けないとか、指が動かず、すっぽぬけの音になるとか…。
私の自覚の時期は(笑)、小学3、4年位だと思います。
その自覚が、早いか遅いかは知りませんが、まだ、劣等感も持っていない子供にしてみたら、ちょっとした弱点に思えたかもしれません。
できる人、できない人
一番嫌なのは、先生の言われることがその場では直せないことでした。
音を間違えて、指摘されても、すぐには直せないことも度々。
リズムの直しなどはもっと大変!音の直しどころではありませんでした。
「わかってる、けど、できない」
すぐに直せないということは、損です。だって、先に進めませんからね。もちろん⭕はもらえないし、直してからでないと次のステップも踏めません。
でも、他人と比較する機会がない個人レッスンなので、
「苦手だなぁ」くらいの感情を持つ程度でした。
ところが、短大時代では、自分のレッスンの時間に、先生のお部屋に行くと、前の学生のレッスンが終わっていなくて、それを聴くことがしばしば。
すると、その子は、できるんですねぇ…。
先生の指摘されたことを、その場でどんどん直していける!
「すぐ、直せるんや…」
驚きもあり、羨ましさもあり、自分の「できなさ」を思い知らされることになりました。
そうはいっても、できないことは仕方がない😩。
私は、先生に諦めてもらうようにしました、「すぐ」は。
ま、開き直りですね(^o^;)
その場では無理でも
🎶🎶×××🎶🎶
「あ〰️、先生、無理です、直せへん」
これ、私の決まり文句。
すると、そんな私に慣れてきた先生も(慣れさせてしまった!)、
「無理かぁ、、、」。
私:「来週まで待って下さい!」
先生:「わかった😌」
こんなやりとり。
私の恩師は、それこそ、とても器用な方で、何でも、すぐできてしまう人でした。先生自身もそうおっしゃるくらい、凄かった!
そんな先生なのに、こんな生徒の状況を理解して、待って下さる。
あの時、そんな私を否定されていたらどうなっていたか!
恵まれていましたね、私は。
ですから、今があるのも、恩師のお陰だと思っています。
できない理由はあります
もちろん、
「来週まで待って下さい!」
なんて言ってますから、やりましたよ練習は。
一人で落ち着いてやれば、すぐに弾けたこともよくありましたし、なかなか大変なことも、もちろんありました。
思うに、すぐにできない理由は、
・多少、パニックになっている
・技術的に劣る
・かけた時間が足りない
と、私なりに考えます。
やはり…
・多少、パニックになっている
意識していませんが、間違いを指摘されたら、オロオロしてるでしょうね。焦っていては、対処できないです。これは、あがり症だったりの性格も影響しているかもしれません。因みに、私はあがり症(^^;
・技術的に劣る
経験上、指が動かないことによる「できない」は、そもそも、手指の形が悪い、使い方を間違っていることに原因はあると思います。
その証拠に、後年、私は手指の形を直して、弾けるようになったことが多々あります!
・かけた時間が足りない
練習量が足りないと、急な要望には応えられません。いわゆる、付け焼き刃は❌。
一見、弾けているように思えても、弾きこなせていないと、急な変化にはついていけないのです。
こんなことで、たくさん練習したかがわかる!
やはり、練習は無敵です!
なんだ、結局、それかい!ってことなんですが、、、
それなんです!
多少パニックになっても、正しい技術でカバーし、急な変化への対応ができるのは、やっぱり練習量なんです。
実際のレッスンでは
いますよ、私みたいに時間を要する生徒さん。もっとすごいお子さんもいます😱。
私としては、そんなお子さんの状況は、とても理解できます。
ある意味、指導者としては「できない人」で良かったのかもしれません。
ですから、恩師がしてくださったように、
待ちます。
すぐに弾けなくてもいいのです。
で、も、
練習で、補えることも知っていますから、「できない」で終わりにはしません😉。
私達、すぐにできない人は、私達なりのやり方や頑張りで、できるようにしていければいいと思います。
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