こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!
最近の猛練習の甲斐あって、発表会の曲が仕上がりつつある、中学2年女の子Sちゃん。
問題は暗譜。
暗譜しない
2曲弾きますが、1曲目は何とか暗譜できていて、2曲目は、今は無理なようです。
先日までは、2曲目だけ楽譜を見ると言っていましたが、Sちゃん、今日になって、2曲とも楽譜を見たいと言い出しました。
わかるよ、不安になるものです。
私としては、構わないのですが、弾いてもらうと、弾けていた1曲目すら楽譜にかじりついています。
ですから、曲に気持ちがいまひとつ入っていない感じ…。
こりゃ、いかん。
暗譜をすると
暗譜は、楽譜を見ないことですが、見ずに弾けるほど、たくさん弾いたという証拠。楽譜を見るエネルギーを、表現することに集中できる最大の利点があります。
おかしなもので、たとえ、暗譜できていても、楽譜を見ながら弾くと、無意識に見る方に意識がいってしまいます。
ですから、暗譜できるなら楽譜を見ないで弾いた方が、断然、いい演奏ができます。
もうひとつの良いこと
暗譜すると、良い演奏ができること以外に、もうひとつ良いことがあります。
楽譜を見るってことは、譜面台を立てることになります。
すると、自分の弾いた音を全部聴けません。譜面台が遮ってしまうからです。特に、繊細な響きが聴こえにくくなります😩。
そんなことくらい!と思えますが、😌全然違います!
その響きを聴きながら、気持ちよく演奏できるのが、暗譜のもうひとつの利点、と、私は思っています。
それに発表会では、教室のグランドピアノよりも、もっと大きな(長い)、音の良いピアノが弾けるのです。
この音を、この響きを聴かない手はない!
いい音ですよぉ~(*^^*)。
「ほんまや…」
そのお話をSちゃんにして、試しに、うちのピアノの譜面台を倒して、曲の一部を弾いて貰いました。
🎶🎶🎶
私:「どお?わかるやろ?」
こっちを見たSちゃんの顔が、にっこり😊。
Sちゃん:「ほんまや…」
続けて、
Sちゃん:「暗譜するわー」
\(^-^)/
わかってくれた?
暗譜を決めてくれたのも嬉しいけれど、その響きを聴けたこと、理解してくれたことも、とっても嬉しいです!
全部は無理でも
そうはいっても、残念ながら、2曲の暗譜は間に合わないかもしれません。
ですから、せめて、1曲目だけでもチャレンジできたら良いと思います。
良い響きを味わって、良い演奏ができたら、なお、素敵🎵。
暗譜する、しないを決定するのは当日でも良いし、それまで、暗譜するほどのたくさんの練習をして下さいっ😉!
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