こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

前回から、発表会の練習が「計画性」に結びつくかも⁉️と、いうお話をしています。
当ピアノ教室(高槻市)では、発表会の練習計画シートを、生徒さんにお渡しています(※)。

※前回ブログをどうぞ→「発表会の練習真っ最中!①~ピアノを習うと「計画性」が身につく?」

ここまでに、こうでありたい!

さて、現実に直面した子供たちは、ここから真剣!
私と話し合って、このシートに予定を書き込んでいきます。

まず、曲ごとに、出来上がり予定を記入します。
その際、先に、最終目標を決めて、そこからの逆算で、出来上がり予定を考えます。

たとえば、連弾曲なら、「本番の三週間前には一緒に合わせたい」と目標を決めたら、その為には、その1週間前には、ここまでできている状態。そのまた1週間前は、ここまで両手奏。
というように、時間をさかのぼって、やるべき事を記入していきます。↓

そうすると、現時点ではどうなっているべきかが、嫌でもわかります。

視覚化効果あり!

この時点での出来具合が、
・予定より進んでいた場合
「おめでとう🎉、余裕ですねっ。このまま、油断せず、進めましょう😊」
ってことになります。
ここで油断した子は今まで、ほとんどいません。そのまま、前倒しで進んでいきます。できてるのが嬉しいんですね。私も嬉しい🎶。

・不幸にも、全然追いついていない場合
「さあ大変!気合い入れて練習してよ!」
と、発破をかけることになるのです😩!
その場合、はっきり視覚化しているので、言葉だけで叱咤激励するより、子供たちは納得してくれ、ギアを上げて練習してくれます。

子供たちは、納得すれば動きだします。

予定表は悪い?

例えば、定期テストにおいて、勉強の計画を考える時に、
予定を立てると、立てただけで安心してしまうので、予定表を作るのは良くないと、聞いたことがあります。
私は、そうとは思いません。予定どおり勉強すれば良いだけの話で、予定表に罪はない(笑)。
できもしない予定を立てても意味はありませんが、前述の予定表くらいなら、遂行可能です。

そしてやはり、目に見えるものには説得力があります。特に、時間の感覚をつかみにくい子供たちには、わかって貰いやすい!

計画性を身につける練習

問題は、予定どおりに物事を進められるかなのですが、
発表会などのイベントを前にしている子供たちにとって、やらない選択はありえません!そこが、定期テストなどと大きく違うところ。
予定どおりに進める、前倒しする、詰めていく、軌道修正するなどを仕方なく(笑)やっていきます。
結果的に、子供たちに自覚は無くとも、予定を立てて、遂行したことになります。

こうしたことを、イベントの度に、何度かやるのですが、
「計画性が身につく」というより、
計画を立てて、遂行することに抵抗がなくなると言った方があっている気がします。
実際、計画シートを渡しても、嫌がる子はいません。中には、進んで手にする子も!

計画性がついたかは…

毎回、このように予定表を作って練習をして、発表会をやり遂げますが、子供たちがそれを他の事に活かしているかは、正直、私にはわかりません、、、😅。
それを活かしてこその「計画性が身につく」だと思うので、「ピアノを習うと計画性が身につく」などと、豪語できません。前回、煮え切らない言い方をしたのはこんな理由なのです。

ですが、
その過程は決して無駄になってはいないし、
「予定を立てて、やり遂げた」という手応えみたいなものは、確実に残っていくものと思います。
そしてそれが、「計画性」と問わず、子供たちの力になれば、発表会前の私の「焦り」も報われます。

さあ、今年はまだまだこれから、焦らされますぅ(^o^;)。

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