こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

当ピアノ教室では、今年は8月に発表会をやります。
何人かの先生方との合同発表会です。どうか、コロナの影響を受けずに、無事に開催を祈るばかりです。

各自、選曲が済んで、もう練習は始まっています。

ピアノを習うと計画性が身につく⁉️

ところで、
ピアノを習うと身につく能力のひとつに「計画性」があると言われています。
発表会などのイベントに向かって、曲を仕上げていくことで身につくらしいのです。

ふっ、
恥ずかしながら、ピアノを習っている生徒としても、指導者としても、その「計画性」を正直、全く意識していません😅。何かに向かって、曲を仕上げていくことは「当たり前」だからでしょうか?

その過程を「計画性」と言われれば、ピアノにおいて「計画性」は、身につくと思います。
ただし!行き当たりばったりで進めていって、イベントに間に合った!では、計画性は養われたことにはなりませんね。やはり、やり方次第!

今回は、発表会までの練習のお話なのですが、
そう言えば、それ、結果的に「計画性」に結びついているなぁ…的な、、、
そんなお話です。
何だか歯切れの悪い出だしですが…、それは読んで頂くとわかるかも…(^^;。

自然には身につきません

この「計画性」、発表会などを何回かこなせば、自然と身につく訳ではありません(笑)。

基本、子供たちは、計画的に物事は進めません。
第一、時間の感覚があまりにも、大雑把。というよりは、皆無に等しい😂‼️
いわゆる、「のんき」。

ですから、子供たちと私の、発表会までの焦り具合は、全然違います。毎回、大人の私や親御さんだけが焦ることになるのです😩。
もちろん、中には曲が決まった瞬間から譜読みを済ませてしまうような強者もいますが、極まれ。

2ヶ月しか、2ヶ月も

低学年の生徒さんに、計画性を求めるのは無理と思います。ですから、幼いうちは、私が考えて、これをここまでで、このようにすると…と、考えながら進めます。

問題は、何回か発表会を体験している生徒さん、あるいは高学年の生徒さん。

残念ながら、大きくなっても、時間に対する感覚は、幼い時とあまり変わっていないから困ってしまいます。
私の「もう2ヶ月しかない!」が、子供たちにしてみれば、「まだ、2ヶ月もある~♪」になってしまうのです😂!
ですから、そんな時は、視覚化します。

時間を目に見える形にする

 

↑この練習計画シートを渡します。
これ、発表会の練習が始まってすぐには渡しません。ある程度進んでから提示します。もうそろそろ、気合いを入れて欲しい頃。

一週間単位に区切られているので、同じ時間でも、2ヶ月ではなく、8回しかレッスンがないことが、一目でわかります。
これに、日にちだけを記入したとたん、子供たちは、
「えっ?あと、これだけしかないの?」と、一発で危機感を抱きます😅。
そうです、発表会まで、A4用紙たった一枚に収まってしまう期間しかないんですから、現実を把握してくれます。

さあ、危機感を抱いた子供たち。ここからどうしましょう?

続きは次回に!

※次回ブログはこちら→「発表会の練習真っ最中!②~やり遂げた手応えをGETして」

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