こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。
ピアノを習うことで、身に付く習慣や能力は色々あります。
今日、「あ、そんなんもあるなぁ」と気づいたのは、
「先を予測して動く」こと。
気づかせてくれたのは、小学1年女の子Eちゃん。
変奏曲にする
今日のEちゃん、ある曲を弾き方を変えて、3パターンで演奏することをやりました。立派に変奏(※1)です。
楽譜に書いてない変奏は、当ピアノ教室ではよくやります。楽譜に書いてませんが、あれこれ口頭で指示して弾けます。
Eちゃん、つい先週、連弾でも変奏をやったばかり(※2)。慣れています。
変奏すると、1曲を色々な弾き方で楽しめ、なおかつ、それらを止まらずに繋いでいくことも、よい練習になります。長くなる分、集中力も必要です。
※1:音楽で、ある主題をいろいろな技法によって形を変えて表すこと。—–デジタル大辞泉より—-
※2:こちらもどうぞ→「ピアノレッスンの厳しさを体験しました~小学1年女の子Eちゃん上達への第一歩」
お見事!
今日の変奏は、
①本のとおりに弾く
②手を交差して弾く
③手を戻して、スタッカート(短く切って弾く)で弾く
の、3パターン。
Eちゃん、ひとパターンずつ弾くと、弾き始めが少し、もたついていたので、
「繋ぐと、スムーズに繋がらないかも…」と、思いました。
が、繋いで弾くと、びっくり👀‼️。見事に、ひとパターンずつが、もたつくことなく、きれいにつながっています!
上手に繋ぐには
私:「じょ~ずにつないだねぇ‼️」
Eちゃん:「あのね、ここの休符のところでね、うごかしたの」
嬉しそうに、説明してくれました。
確かに、曲の最後、右手だけ早めの休符(音を弾かない)なので、動かせます。Eちゃん、そこで、左手は残したまま(弾いたまま)、右手だけ次のパターンのポジションへ移動させていったのです。
これ、できそうで、なかなかできないのです。
人は、目の前の、今やっているところに(弾いていることに)意識が集中しますから、普通は左手を弾き終わってから、右手も移動させます。
次のことを考えて、先行させることは難しいのです。
今回、私は、「繋ぎ」に時間がかかっても仕方がないと思っていましたから、見事に繋いでいったEちゃんにびっくりしてしまいました。
しかも、Eちゃん、
ひとりで考えてやったから、さらに驚き‼️
私、要らないねぇ…。
先を読む力
ピアノにおいて、変奏曲に限らず、この、先を読んで動くことは必要な能力です。
そういうことに度々、遭遇することで、学習するのでしょうか、、、
できないと、ピアノは流れるようには弾けませんからね。
「これをすると、この先困らない」
「これをやっておかないと、この先、困ったことになる」
これらを流れの中で考えたり、無意識に動いたり。
そしてもちろん、この能力は、実社会でも必要な能力です。
今日のEちゃんの演奏で、
あらためて、確かに!
「ああ~、これもピアノを習う強みだわっ」
と気づかされました。
合格は来週に!
合格💮!っと、したいところです。
が、今は、正しく弾けましたが、先ほどまで、メロディーのリズムを勘違いして弾いたので、合格はもう1週間、持ち越しです。
でも、ただ持ち越しでなく、もうひとつパターンを追加。Eちゃん、残念がるどころか、嬉々として、追加したパターンとの繋ぎを練習してました。
いいですねぇ。
Eちゃん:「ここでね、動いてね、こうやればいい」
…ふふ、来週楽しみです…。
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