こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!

白ばら幼稚園年長5歳女の子Rちゃん(高槻市)、ピアノの奏法である「マルカート(はっきり)」と「スタッカート(短く)」に取り組んでいます。

音符は簡単ですが、、

音は3種類の音符だけです。
ドとレ、ドとシを「ただ弾く」だけでは、長い期間はかかりません。
ですが、マルカートとスタッカートの2種類の弾き方で弾き分けるのは少し手間がかかります。

音がはっきりしているか、短く切れているかをちゃんと聴いて、弾けるようになるまで頑張って貰いました。
ですから、2ヶ月程かかりましたが、今日のレッスンでは、ついに合格💮になりました!

できるようになったこと色々!

Rちゃん、この期間で、マルカートとスタッカートの弾き方も習いましたが、できるようになったのはそれだけではありません。

できなくても、我慢して練習すること。
長い曲(何曲も繋いで弾きました)を集中して弾くこと。
そして、その曲の目的や表現ができなければ⭕にはならないことも分かってくれたと思います。

と言っても、最初からこんな指導なので、どのお子さんも⭕を貰うことを目標にはしません。子供たちは、できるようになったことを喜んでくれます。
⭕は、そのことに対する「ご褒美」のようなものになります。

実際、4曲ともに、大きなはなまる💮を書いたら、Rちゃんはびっくりして、大喜び!

「つない」で「切る」だけ

次の曲は、音符は今までと同じ3種類。新たな音符が出てこないので、子供たちに負担はありません。
ですから、Rちゃん、音を弾くだけならすぐ弾けました♪。

そして、その「既に弾ける音符」を使って、新しい弾き方をします。
タイトルは、『スケートすべり』。スケートを滑る様子を音で表現します。

<♪ドーレッ、ドーシッ…>

<♪ドー>と、音を「つないで」、<♪レッ>と、音を「切って」いきます。
Rちゃんに弾き方を説明して、弾いて貰いました。

びっくりしたのは、Rちゃんの反応。

<♪ドーレッ>
「キャッ!(*^^*)」

どのお子さんにもこの指導をしますが、自分で弾いた瞬間に、こんなに喜んだお子さんは初めて!
弾く度に、「☺️キャッ、キャッ」と大喜び!

Rちゃんは、出てくる音を純粋に楽しんでいます。

新しい音の世界

そうか、そうですね。
長年ピアノを弾いていると、この様な弾き方は、弾きまくって😆いるわけで、何の感動もありません。
でも、ピアノを弾き始めたRちゃんには、この<♪ドーレッ>が「新しい音の世界」なんですね。
ある意味、羨ましい…。
自分の出した音で、こんなに楽しめるなんて!

あと5曲楽しめます

レッスンが終わって、Rちゃんは、迎えにこられたお母さまに、
「♪ドーレッの曲が一番楽しかった!」とお話しして、
「帰ったら、すぐ弾くから!」。

私:「あの曲、あと5種類、別の弾き方で弾くから!楽しみにしてて!」

Rちゃん、びっくり👀‼️して、またまた大喜び\(^-^)/。

「音で何かを表現すること」が、こんなにも楽しいこと、素敵なこととは!

やっぱりね、、、

分かっているけれど、初心に帰る想いです。
ただ音を並べる弾き方ではなく、やはり、ひとつひとつにこだわった音が出せる指導を大切にしていきたいです。