こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!

「小学校の授業で、逆上がりをするのはどうして?」

先日、テレビ番組『チコちゃんに叱られる』で、問題にあげられていました。

頑張ってできるようになる体験

答えは、
「努力して、それが報われる体験をする」

へえぇ~。
単に、体育のカリキュラムの一環として、取り組まれているだけじゃないんだ、逆上がりにそんな深い意味があっただなんて!納得もしましたが、ちょっと、驚きも。

それにしても、やはり、成功体験っていうのは大切なんですねぇ。

確かに習得には努力が必要です

番組では、逆上がりのできない女の子が3日間、頑張って習得できるようにしていく様子が流れていました。専門家の指導のもと、その子は晴れて、できるようになりました!
まさに、努力が報われる体験です。

私も、逆上がり、習得に苦労した口です。公園で一生懸命、練習したのを数十年経った今でも覚えています。

逆上がりができた時の喜びは、ひとしお!何度も痛い思いをしたことも、悔しい思いも吹っ飛びます。
そうしたら、また別のチャレンジにも繋がるでしょう。

子供たちにそんな思いを!とする教育現場の考えもよくわかります😌。

結果、出来なくても効果がある

が、出来ない子供たちにしてみたら、つらいことになります。
何度やっても、できない。他のお友だちがどんどん出来ていく焦り(私、その部類でした💦)。それで、いつかできればいいけれど、絶対できる保証もなく…。
…結構、しんどい思いがありますね。成功体験どころか、苦い思い出になる可能性も大いにあります。
でも、その悔しさもまた、次の頑張りのエネルギーにもなり得ます。頑張った経緯は、決して無駄にはなりません。

ですから、できる、できない関係なく、そういう意味でも、取り組まれているのかもしれません。

ピアノはプチ成功体験の宝庫✴️

ピアノの練習も、多かれ少なかれ、逆上がりと同じです。
痛い思いこそしませんが、「できない、できない」の繰り返しになることはしばしば。

ですが経験上、ピアノの場合、「練習しているのに報われない」ってことはあまりなく、本当に努力した分だけ返ってきます。

ですからピアノでは、小さな「できた!」感をしょっちゅう味わえます。逆上がりと違い、味わい易いとも言えます。

メロディーが弾けた!「うれしい!」。
両手で弾けた!「やったぁ!」。
難しいリズムも弾けた!「はぁ~、たいへんだった!」。等々…

そして、プチ成功体験の後ろには、苦い練習時間も、必ず、くっついています😅。
でも、それで1曲弾けた達成感は、逆上がりができた時の気持ちと同じです。
ピアノでは間違いなく、これが何度も味わえるのです。

すぐできるのが良いこととは限らない

話は、戻って、
その、逆上がりを頑張る女の子の映像を見ていて、夫が言いました。
「俺、こんなに苦労したかな?すぐ、できた気がする」

😩💨まったく、嫌な感じ~。

憎たらしい感じもしますし、「できないちゃん」のやっかみと思われるかもしれませんが、
フンッ😠、すぐできてしまうのも、可哀想なもんです…。
だって、あの達成感、繰り返しの練習で得られるうれしい気持ちを味わっていないんですから!
と思うと、苦労して習得することはまんざら悪いことでもありませんねっ😉。

そう思って、日々、子供たちのレッスンではこう思わざるをえません↓。
すぐにできなくていいんだよー、頑張れ✊、子供たち‼️

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