こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!
ほんの1ヶ月前のレッスンのことです。
やって来たのは小学1年男の子Sくん(高槻市)。おや~、ちょっとお顔がひきつってます⤵️。
怒っていても…
こんな時はお家でもめてきた事が多いです。
そして、あまり練習もできてません⤵️。
これは練習の事でもめたかな?
と思っていたら、案の定お母さまからの連絡が。やはり、そのようで、、、。
Sくん、「ピアノの練習もしない!やめる!」とか言って怒りながらレッスンにやって来たようなのです。
でも私の前ではそんな態度ではなく、極めて普通。もう社会性が身に付いています(笑)。いやいや、これ、大事です。私の前でも態度が悪かったら、レッスンになりませんからね。この年齢で怒りモードから切り替えられているだけでもえらいものです😌。
普通にレッスンして、お家で練習できるような状態にして帰って行きました。
そんななので、私からは「暫く見守りましょう」と連絡しました。
それが1ヶ月前。
その後のSくんはというと、、
意外な方法で…
✨とても調子がいいです❗
なぜかというと、
お家での練習の時に、弾く度にお母さまが点数をつけてくださり、その点数よりもっといい点を貰えるように何回もチャレンジするようになったようなのです。
練習してますからね、上手に弾けています✨。そうするとまた練習するようになります。良いスパイラルになってます。
…😅何がきっかけになるかホントにわからないものです。
始まりは、練習の最中にSくんがお母さまに「今の何点?」って聞いたことから始まったようです。
そこでお母さま、上手に弾けていても100点とは言わず、78点からスタートして、90点近くの点数をつけるようにして…。そうすると、「もう一回やっ!」とチャレンジするそうです。
…うまい!
点数をつけるなんて…と思いますが、それで乗ってくるならそれもあり!ですねぇ⤴️。
もちろん、点数は適当だそうですが、点数の付け方もうまいです!うまくモチベーションが上がるようにされています。
練習は孤独
ピアノの練習は孤独です。それを低学年の子供たちに要求している訳ですから、なかなか大変な事です。さりとて、練習しないと上手にはならないし…ジレンマですね。
ですから「今の何点?」って聞いたSくんの気持ちはよくわかります。無意識に、孤独な練習をお母さまと共有することになりますから少しは孤独が和らぎます。
ふとしたことが良い方向に転がりました。
せっかくなので、点数をレッスンノートに書いて貰うようにしました。
ご家族の見守りは有難い😂
今日のノートには、お母さまが点数を書いている日や、
「お兄ちゃんが『上手に弾けてた』と言ってました」
「パパが『上手に弾けてた』と言ってました」と書いている日もありました。
そうです、Sくんが練習する時にお母さまがおられない時は、お兄ちゃんやお父さまが聴いてくれて、そんなふうにお母さまに伝えて下さっているようなのです。
✨いいですねぇ。
そもそもSくんのご家族は、Sくんに練習をするように声掛けをして下さるご家族です。小学生のお兄ちゃんまでもがそうなので、良い環境です!
でもSくんからすると、皆から言われるのが気に障ることもあるかもしれません。でもこんなふうに、お兄ちゃんやお父さまから「上手に弾けてた」と聴いてて貰えてるのはとても素敵なことです。
この方法がいつまで続くかはわかりませんが、今のうちに、『練習をすれば上手になる』感覚をたくさん感じて欲しいです。そうするとこの方法が通じなくなっても練習できるようになります😌。
さあSくん、テキストの最後の曲です。今週も頑張ろうね😉
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