こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。
音符カードでの譜読み(音読み)を当ピアノ教室(高槻市)でも取り入れています。
※:音符カードを使ったレッスン、こちらもどうぞ→「できた!を大切に~年長6歳女の子Eちゃん(高槻市)」
音符カードのしくみ
カードは全部で41枚。これがレベル分けしてあり、5段階に分けて読める様になっています。目標は1レベルを1分で読めるようにすること。レベル1が枚数が一番多いし、初めてだし、一番難関です。
その後は枚数が少しずつ増えていきますが、目標タイムは1分のままなので、読むペースを上げないと読みきれないしくみです。
何の音かと考えていては、問題外。間違ってもタイムオーバー。なかなか集中力がいります。
Mちゃんと音符カード
小学2年女の子Mちゃんは音符カードを始めてから半年。ただ今、レベル3で23枚。やはり、レベル1の時は四苦八苦してました。でも、気がつけばレベル3です。頑張りましたねっ😉。しかも先週は50秒で読めてます。今週はどうかな?
私:「音符カードやろう。予行練習いる?」
<Mちゃん、縦に首をぶんぶん>
数枚よんだら、
Mちゃん:「もういいよ。」
私:「えっ?もういいの?」
<では、秒読み開始です。5、4、3…>
今週は…
Mちゃん:「ソ、ファ、レ…」
<調子良く読んでいけます♪>
ところが!ある音を間違えました!ちょっとタイムロス。残念っ!
私:「あっら〰️残念、1分と5秒!」
<Mちゃん、うなだれます>
惜しかったもんね。
でも、気を取り直して、読めなかった付近の音を復習します。
音符カードの目的は、時間内に読めるようになることではないので、そこはきっちりやります。
私:「よしっ!読めてる!来週はバッチリや」
それで音符カードは終わりにします。
本当の目標
次にピアノです。
先週からの曲は、音の強弱を使って、距離感を表現できました!合格○!
そして、新しい曲。
もちろん、譜読みからです。左手から読んでもらいました。
すべて、音符カードで読んでる音ばかり。
もちろん、スラスラ読めます。もちろん、すぐ、弾けます。(^_^)v
この為に音符カードをやってるんです。さっきは1分以上かかったけど、そんなことは気にすることではありません。
私:「お〰️!一発で読めちゃったね。さすが!」
もう、これだけで、私としては今日のレッスンとしては満足♪。
読めるのはあたりまえのようですが、そんなことはありません。前回まで読んでいた楽譜と音域が少し変わるだけで、子供たちは混乱します。でも、身に付いていると、こんな嬉しいことに!
次に時間をかけられる
左手の譜読みに時間がかかると、今日はここまで、ってことになりますが、おかげで、右手にも進めます。右手の指の動きに時間をかけられました。今日、本当にやりたいのはそこだったのです。
音符カードの効果は地味に表れてます❤️。
まだ実感しにくいか?
レッスンが終わって、Mちゃんが帰った後、Mちゃんの半年前のレッスン記録を見ると、
『音符 数えて読んでいる』とありました。
Mちゃん、1分5秒でうなだれてたけど、半年前からの進歩は大きいよ‼️
※:音符を楽しく覚えます!こちらもどうぞ↓
「子供にピアノをやらせたいなら、3歳など早期からがおすすめ!」
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