こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です!
前回から、習いたての生徒さんへ、何を伝えるかのお話しをしています。
今回はその後半。一番肝心なところです!
※前回ブログはこちら→「習いたてのお子さんに伝える大切なこと①~最初が肝心❗」
弾けただけでは⭕はもらえない
・よく聴く、音にこだわる
回数をこなすとは言いますが、ただ回数を弾けば良い訳でもなく、自分の弾いた音をよ~く、ホントによ~く聴かなければいけません。
子供たちは、「聴いてねー」だけでは、自分の音を「聴き」ません。ボーッと「聞いて」います。
それには、聴き方から。
強かったか、長かったかを具体的に聴きます。そのためにまず、
先生の音を聴く。
聴いた音がどんな音だったかを、具体的に言え、そして、
自分の音でも聴き、それがどうだったか言える。
このように、細分化していって初めて、聴くようになります。
聴けるようになると、
音の強弱、長短をそろえたりして、初めて、こだわりの音を弾くことができます。
初歩の曲でも、その曲に相応しい「音」があります。その音を出せるまでトライします。
そうやって、曲を仕上げていくのだと1曲めからわかって貰うのです。
1曲めからこんな指導をしても、子供たちは不平不満は言いません。子供たちは素直ですから、先生の指導のとおりにやろうとしてくれるのです。
はっきり言えば、楽譜どおりに弾けたら⭕を貰えると思っているのは、周りの大人。ですから、ご家族は暖かい目で見守って下さることが、この時期、最大のサポートです。
もうひとつ、乗り越えること
・我慢してやり続ける
回数を弾くにしろ、音を聴くにしろ、やったことないことです。幼い子供たちは、疲れたり、ご機嫌が悪くなったりします。
そして、基本的に子供は、最初から完璧をねらっています。ですから、最初に弾けないと、すねたり、泣いたり…。
すぐに弾けるようにならない、間違えることに対して、子供たちには「免疫」がありませんから、拒否反応を示す子は多いのです。
でも、ここを乗り越えて、弾くようにする、練習することが初期段階の第一歩!できなくても、我慢してチャレンジする。幼い子供には結構大変なこと!
良いことも悪いことも
先生のダメ出しにもめげず(めげてもいいんです)、そこを我慢してやった結果!
何回も弾けた!、良い音が弾けた!そんな、弾けた感動を味わえます。
それらトータルで、「ピアノを習うってことなんだ」と最初に知って欲しいです。
幼い子供たちは、それを「理解する」ことはできませんが、「そういうもんだ」と慣れることはできます。
そしてそれが、ゆくゆくは集中力や忍耐力が身につくってことに繋がるのではないかと思いますが、最初からそれを狙ってやっている訳でありません。結果として、「そうなった」だけのこと。
でもそれには、やはり最初が肝心。最初にやっていないことは、途中からはできません。
そのために、私たち先生は、最初だからといって、甘くしたり、妥協したりしてはなりません。子供たちは幼くても、話せば理解してくれることもたくさんあります。
大人の思い込み
大人からしたら、そんなこと幼い子供にできる?と思うことも、子供たちは素直に受け入れてくれます。
できないと思う大人の思い込みは、禁物です😌。
年長6歳のIちゃん、初めての曲を納得の音になるまで、何週間も弾きました。そして、ついに合格💮!
はなまる💮をしたら、
Iちゃん:「え?なあに?もう弾かなくていいの?」
👀‼️初めてだと、⭕になることも知らなかったのです!
やはり、最初が肝心🎶。
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