こんにちは！
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

幼いお子さんは、習い事の時に、必ずしもご機嫌が良い時ばかりではありません。時には、眠い、疲れている、空腹。また、ご機嫌だったのに、急に不機嫌になったり…。理由は様々。幼さ故に、仕方がありません。

今日レッスンの、年少4歳女の子のKちゃんも、今日は眠いらしく、なかなかピアノを弾く気持ちにならないようです。

さあ、困った(´ρ`)
今回は、こんな時のレッスン、どうしましょう？ってお話です。

「今日は眠たいみたいです」

↑レッスンが始まってすぐ、お母さまからのひと声。
確かに、Kちゃん、お母さまのお膝に限りなく近い…。

大人でも、眠い時に何かをするのは辛いこと。ましてや、Kちゃん、4歳になったばかり。

でも、
Kちゃんとのレッスンは始まってまだ1か月。やりたいことは山ほどあります。それに、お家での練習も毎日やってくれているので、是非、聴きたい！

う～ん、どうしたものか！

どれみキャラクターに助けてもらう！

いつもは、集中力がある、一番始めにピアノを弾きますが、今日はKちゃんがそれは嫌みたいです。
お母さまが、
「お家で練習したの聴いてもらおうよ」と、促して下さるのですが、Kちゃん、首を横に振ります。

ならば！と、『どれみフレンズ』のキャラクター達に助けを求めました😉。
『どれみフレンズ』はドレミを覚えるために、幼いお子さんたちのレッスンに取り入れている教材です(※1)。
かわいい教材なので、レッスンの中で、集中力が切れそうな時間に使っても、子供たちの気持ちが途切れにくいです。
ですから、いつもはレッスンの最後の方で取り組みますが、今日は先にやって、目覚ましにしました。

※1 参考ブログをどうぞ→｢3歳さんから無理なく、楽しいレッスン♪｣

「♪ぼうしをかぶったドーナツ🍩」

 

「この絵、見てみてー」と、音符のキャラクターが載っているページを開いたら、テキストに集中してくれました！

「♪ぼうしをかぶったドーナツ🍩」
「♪頭をこっつんレーモン🍋」、、、

Kちゃんに笑顔が出て、一緒に歌って、音符マグネットを置いたり、どれみキャラクターカードで音符を読んだり…。
さすが、どれみキャラクター！
Kちゃん、眠たい感じは見えず、取り組んでくれました。今日は「ソ」までを覚える予定だったので、目標達成です！

んじゃ、ピアノ弾こうかっ！とピアノへ！

※こちらもどうぞ→｢3歳さんからのレッスン①～音符をキャラクターで学ぶから始めやすく、慣れやすい！｣

弾けました！

まずは、お家での練習の成果を聴かせてもらいました。

「ド」だけの曲ですが(※2)、繰り返ししますから、少し長い。でも、きちんと弾けています。
そして、音の長さを聴いて、長さをそろえ(難しいです)、私との連弾。
このコンディションで、ここまで、よく頑張りました。

そうしたら、動きが、ピタッと止まってしまいました。
でも、私としては最後に、お家での新しい練習をやりたいっ。
困った😖💦。

「K～ちゃん」
呼びかけても、微動だにしません…。
もう、疲れたかぁ⤵️

そこで、うちのもうひとつの助っ人。いぬ君に登場してもらいました！

※2 参考ブログをどうぞ→「「ド」だけの曲から学ぶこと① ～あなどるなかれ、最初が肝心！｣

いぬ君登場！

…パペットです…。
でもね、子供たち、みんな、大好きです。

いぬ君:「ねぇ、ねぇ、Kちゃん、もう一度聴きたいなぁ」のひと声で、Kちゃん、ニコっ。迷いもせず、すぐ弾いてくれました！

いぬ君:「2番の指でも弾いてくれる？」
Kちゃん:「いいよ♪」
ニコニコ顔です。
弾いてくれましたっ🎵。
<なんと！いぬ君効果は絶大>

Kちゃん、よくできました！おかげで、お家での練習も出せました。
いぬ君も、ごくろうさま❣️(もちろん、私ですが(^o^;))

気まぐれさんへの対応

幼児のご機嫌は、ある種、気まぐれ。スイッチがポチッと入るがごとく、「よい時～」「悪い時～」に切り替わります。
本当に具合が悪くない限りは、今日のように、助っ人に助けを求めつつ(笑)、言葉は悪いですが、だましだまし、気をそらせたりしてやります。

それにしても、Kちゃん、よく頑張りました！
こうして、レッスンは無事終了。
Kちゃん、窓越しに手を振って、元気に帰って行きました。

また、来週✋。

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