年長6歳女の子Eちゃん(高槻市)が当ピアノ教室(高槻市)に入会されて、ちょうど1年が経ちました。あの時は5歳の年中さんでしたね。
Eちゃんのお母様:「コロナがあったとは言え、もう1年ですね~」
私:「ほんとですね、早いですね~」
1年経つと
Eちゃん:「きょうはね、じてんしゃで、きたんだよ」
私:「あら!もしかして自分の自転車?」
Eちゃん:「うん!コマなしなんだよお!」
私:「!」
<そうか、もうそんな歳だねえ>
ピアノレッスンに関しても、1年で大きく成長しました。
前回に引き続き、Eちゃんの1年の成長ぶりをお話しします。
こちらもどうぞ↓
「年長6歳女の子Eちゃんの1年の成長①~楽しく音符が読めて、すごい!」
「年長6歳女の子Eちゃんの1年の成長③~楽しくリズム叩きできて、すごい!」
表現力
—-『ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本1巻』より表紙—-
当ピアノ教室(高槻市)では、教本として『ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本1~3巻』(北村智恵編著)を使って指導しています(※)。
この教本は、ただ音符を弾くだけでなく、初めからピアノの「奏法」に取り組みながら進めていきます。
一見、難しく感じますが、大丈夫。
Eちゃんも既に、ピアノを弾くに当たっての基本的な3種類の奏法を使って弾いています(マルカート=はっきり、スタッカート=短く切って、レガート=なめらかに)。
例えば、病気の時の様子、小鳥の様々な鳴き声やスケートすべりの様子をその奏法で表現します。
私:「Eちゃん、お熱でてる時ってどんなかんじ?元気かな?」
Eちゃん:「ううん、げんきじゃなあーい、ダラ〰️ってする」
私:「そやね、だからね、この曲は指を鍵盤にのせたまま、レガートで、しずかーに弾こうね」
Eちゃん、弾きますが、音が時々なくなる程、小さい!
ふふ(^.^)、
熱が出た時の、静かに寝てる感じを表現しようとしたんですね。
そこはもう少し音を出すように指導しましたが、これもEちゃんなりの表現です。
小鳥の鳴き声を表現する曲では、
5種類の小鳥の鳴き声を奏法を変えて弾き分け、音の強弱で距離感を出して弾きました。
短い曲ですが、習い始め1年目で、音で立派に何かを表現しています。
※:参考ブログ→「当教室のピアノレッスン内容」
「歌」を弾こう
Eちゃんの好きなレッスンは「歌」を弾くこと。
幼稚園で歌っている曲を弾けるようになるのは嬉しいことです。私にも覚えがあります。
ただ、最近の幼稚園は結構、難しい歌を歌います。だから、難しい曲は避けて、簡単な童謡などを歌って、弾けるようにしています。
楽譜は、左右の手にメロディーを振り分けて、Eちゃんが弾ける楽譜に作り替えます↑。
彼女は毎回、それを弾くのが楽しみです。レッスン前に、チラッと楽譜が見えようものなら!
Eちゃん:「あっ!今日は『たきび』や!早く弾きたい〰️」
って感じになってしまいます(^^;。
私としては、とても嬉しいことです。
実は、Eちゃんは春の自粛生活の時は入会して間もなかったので、まだほとんどピアノを弾くレッスンはできていませんでした。ですから、弾けないなら、歌でも歌って貰おうと思い、歌の音源を時々送っていました。
お母さまのご協力で、歌って、その上、弾いてもくれていたようです。その流れで歌のコーナーができてしまいました(^_^)v。
いいですねぇ、教本だけでなく、そうやってどんどん鍵盤で遊んでね!
1年でできるようになることはたくさんです!無料体験レッスン大歓迎。ご希望の方はぜひ!こちらにご連絡ください。