ピアノを弾く土台作りを大切にしています♪～年少4歳女の子Yちゃん(高槻市)

こんにちは(*^^*)
寺田ピアノ教室(高槻市)です！

今日は、別所本町からお通いの、年少4歳女の子Yちゃんの今年最初のレッスンでした。

新年最初のレッスンだからとて、２週間前のレッスンとやることは大して変わりなく😅、ピアノレッスンとは、本当に地味なことの積み重ね、繰り返しの世界です。
もちろん！その中でも、やり方を工夫したレッスンを心がけています😄。

ドレミなんか知りません

さて、Yちゃんですが、入会されて4ヶ月(※)。4歳ほやほやでした。ドレミの順番どころか、ドレミの存在すら知らなかったYちゃん。
そりゃ、そうです。知らないのが普通。
音符は言語のようなもの。言語に例えるなら、「ドレミファソラシド」は、「ABC…」。ご家庭、幼稚園、保育園などで意識的に教えないと、4歳なりたての幼児には身に付いていません。

ピアノに関して、真っ白な状態でやって来たYちゃんですが、お歌が好き、ピアノも好き。それで十分です。しかも、落ち着きがあるので、レッスン中は集中できます。
4ヶ月、毎回、頑張ってくれました。

※こちらもどうぞ→「ものしずかな年少4歳女の子Yちゃん(高槻市)の体験レッスン！～でも、帰りは自分からちょんとタッチ✋」

できるようになりました①

4ヶ月で色々なことをやりました。
音符は、キャラクターの音符で始めました。音符に興味を持って貰うためです。五線譜上の位置も、キャラクター音符で分かりやすくしたテキストを使い、歌って覚えていきました(※)。

今は、
本物の五線譜で、ト音記号🎼の「ド、レ、ミ」とヘ音記号の「ド、シ」を読んでいます。

※こちらもどうぞ→「3歳さんから無理なく、楽しいレッスン♪」

できるようになりました②

『バスごっこ』の歌にのせて、お母さまと３人で切符の渡し合いを何度もしました。
これは、遊びのようですが、４拍子の拍の中で動く練習です。
幼児は一定の拍では動けません。訓練が必要です。こういった練習をいくつかやりました。

今は、
私が叩くカスタネットに合わせて、たくさんの●を指差していけます。
一定の拍で進むことに、合わせられるようになったということです。
最近はリズム譜を指差す練習をしています。左右の手を変えるのが難しいですね。

できるようになりました③

４ヶ月前は、ドレミを声に出すことに時間がかかりました。少し、恥ずかしい気持ちがあったんですね。

今も、基本、そうですが😅、
ちょっと違う感じはあります。
口が動いていたりするので、躊躇しているけど、言いたい気持ちがよくわかります。
音符読みの時は声も出ますし、時々、大きな声も。お歌もドレミで、大きな声で歌ってくれます🎵。

最初から、バンバン声に出せる子がいたり、Yちゃんのように遠慮がちなお子さんもいます。ほんとうにお子さんによって、それぞれなので、その子に合わせて進みます。

ピアノのレッスンですが、、

４ヶ月の間、ピアノは殆ど、弾いていません。ピアノを習いに来てるのに、何で～？(※)

もちろん、全然弾いていない訳ではありません。鍵盤を覚える為に、歌に合わせて弾いたりすることはしています。
ですが、楽譜を見ながら弾くことはまだです。

Yちゃんはまだ、ピアノは楽譜を見て弾くものだと理解していません。
これ、大人にとっては当たり前でも、幼児からしたら、当たり前ではありません。
教えなかったら知らないはずです。
幼児は真似が上手ですから、大人の真似をさせて弾かせることはできます。でも、私はそれは絶対にさせたくありません。
無理してさせる必要がないからです。
ピアノを習いに来てるのだから、早く弾かせてあげようと、何か、曲を弾かせてあげようと考えるのは、大人の悪い癖。理解もしていないことをおしつけるのは、幼児にとっても、辛いものです。
焦らず、まずは、ピアノを弾くための土台作りをしています。
そうすると、いざピアノを弾く時に、あれもできてない、これもやらなきゃ、ということが少なくなり、進めやすくなります。
急がば回れ。

※こちらもどうぞ→「子供にピアノをやらせたいなら、3歳など早期からがおすすめ！」

「3歳さんからのレッスン①～音符をキャラクターで学ぶから始めやすく、慣れやすい！」