ピアノ教室のWithコロナ

当ピアノ教室(高槻市)では、クリスマスビデオ撮影会を計画しています(※1)。コロナ禍の苦肉の策で、発表会の代わりにはなりませんが、ささやかな発表の場になればと、企画しました。

クリスマスに因んだ曲や既に習った曲などを個別に撮影して、皆の演奏をリレーするように繋ぎます。
ビデオ撮影まであと1ヶ月。
弾く曲も決まって、生徒さん皆、練習の真っ只中です。(※2)

※1:参考ブログ「新企画!『クリスマスビデオ撮影会』」

※2こちらもどうぞ↓

「これも立派な有言実行です!~高3女の子Tちゃん(高槻市)」

「どちらかでも頑張りましょう~ビデオ撮影会へ向けて」

「どちらもがんばりました💮〜小学6年女の子Aちゃん、中学1年女の子Sちゃん(高槻市)」

クリスマスソング、たくさんあるけど

今回、小学2年女の子Mちゃん(高槻市)のクリスマスソングはちょっとだけチャレンジの曲です。
クリスマスソングはシーズンになると、どこでも耳にするけど、題名まではっきり知っている曲は割りと少ないのではないでしょうか?

特に、小さいお子さんは「ジングル・ベル」くらいしか歌えないかも?新しい曲を知る意味でも今回の企画はお役にたてるかな?

不安な気持ち

Mちゃんの曲も、よく聞くけど知らない曲だったようで、私が弾いて聞かせたらMちゃんの顔がちょっと曇ってしまいました。

私:「どうしたん?」
Mちゃん:「むずかしそう…」
私:「ああ、そうやね、簡単ではないねぇ。」
<Mちゃん、暗くなり…>

私:「でも、めちゃくちゃ難しい訳ではないから、ちょっとずつやってこうね」
<Mちゃん、それでも不安そう。>

早速、少しずつ譜読み(音符を読む)して、少しずつ弾きました。やはり、弾けない訳ではありませんでした。

でも、このまま「お持ち帰り」にしても不安解消にはならないと思い、一緒に数回、弾くことに。我が教室、恒例の10回チャレンジです(※3)。

※3:参考ブログ「ひとりで練習できるようになるには」

弾いて納得する

始めての曲は、たとえ片手でも1回目、2回目はヨチヨチ歩きそのもので、先が程遠く感じます。

この時のMちゃんもそうでした。気持ちもメゲます。Mちゃんは生真面目なので、余計に落ち込むかもしれません。
カウントカードで笑いを交えて、励ましながら、4回、5回と弾いて貰いました。5回目にはもうヨタヨタ感はありません。

私:「ほぉら!もう弾けたやん。」
<Mちゃん、ニッコリ。>

私:「あと残り5回は帰って、自分でやって。もっと上手になるから」
Mちゃん、少し安心したようで、笑顔で帰って行きました。

私も安心♪。よかった、よかった!

できる気持ち

不安を解消するのは、やはり自分なのです。どんなに私がおだてたり、励ましても、その本人が納得しなければ、安心はしません。

弾けてないのが分かるのも自分、弾けたことが分かるのもやっぱり自分自身です。
私はできるだけ、「弾けた」、「できそう!」という気持ちを持たせてからレッスンを終わるようにしています。あとは子供達に委ねます。
ホントは一緒について行きたい位だけど((^-^;)、信じて待つのみです。Mちゃん、頑張れ!

そして1週間

Mちゃん、ホントにたくさん練習してきました!
先週は10回練習達成のシールが、申し訳なさげに2枚貼ってましたが、今週は「どうだっ!」と言わんばかりにベタベタと貼ってあります。
当然、先週一緒にやったところはスラスラ弾けています。もう1曲、仕上がりそうだった曲もバッチリ練習できてました。ちょっと自信がついたかな?
さあ、続きをやりましょう!今週も大変だけど、頑張ればきっと弾けるようになるよ!
この習慣、感覚を身に付けて欲しいです。

<後日談>

Mちゃん、クリスマスソングを最後まで弾けるようになりました。やったあ!頑張ったね!

そして今日は、音域を変えて、少しオルゴール風にするバーションを加えて、完成です。

さあ!来週、撮影会です。

撮影会の様子はこちら↓

「一発で決める!~高校2年女の子Kちゃん(高槻市)」

「やっぱり連弾は楽しい!~高3、中2のMさん姉妹(高槻市)」

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