こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

普段なら楽しいGWなのに、コロナのせいで、「おうち生活」。レッスンもお休みなので、趣味の園芸と、読書で過ごしています。

『「ピアノ習ってます」は武器になる』

昨日読んだのは、出版されたばかりの本、
『「ピアノ習ってます」は武器になる』(大内孝夫著)。
予約しておけば、届けて貰える、有難い世の中ですねぇ♪。

タイトルからして、ピアノをやってる側からすると、これまた有難い本ですが、内容は…、
こそばゆい程、ピアノを習うことを絶賛してくれてる本でした!
お子さんに何か、習わせようとお考えの親御さんはもちろん、現在進行形の親御さんも、ぜひ!読まれることをお薦めします。

ピアノを習うメリットや、その理由、そして、ピアノを習う上での気をつけることなども掲載されていて、役にたちます。

あっ!あんまり、話すとネタバレになってしまうので、ほどほどにしなくてはいけません😅。

今さら、改めて言われると

本の内容で、ピアノに対して、学力や「脳科学」からの検証については、話が大きすぎて、「へぇ〰️」って感じでした。

でも、その他の、ピアノに関しての身近な活動については、普段から、良いこととしての認識がないまま、当たり前に行っているので、能力を高めると言われても、とても不思議な感じです(※)
10本の指を動かすことが、そんなにも素晴らしいこと、思ってもみないことを生み出しているのかと、逆に、驚かされてしまいました。

ピアノの練習から得られることもたくさんあるようです。
小さいお子さんには、理解できないかもしれませんが、少し大きなお子さんなら、ピアノが上手になること以外に、「こんないいことあるんだよ」ってお話ししてあげれば、練習への励みになると思います。
GW明けのレッスンで、早速、子供たちに教えちゃお❣️

※:こちらもどうぞ→「ピアノで身につく能力「先を読む力」~小学1年女の子Eちゃん(高槻市)」

「思いどおりにいかない体験、乗り越える心を身につける!~小学1年女の子Eちゃん(高槻市)」

「発表会の練習真っ最中!①~ピアノを習うと「計画性」が身につく?」

印象に残ったこと

中でも、「真摯さ」について書かれていたのが印象的でした。

最高を求めながらも、数値や論理ではその答えを見出だすことができない資質、それが「真摯さ」です。

「真摯さ」を辞書で引くと、大体、まじめ、ひたむき、熱心、誠実などが組み合わされて説明されています。しかし、どれも的を射ているとは言い難く、しっくりきません。
—-本文より—–

何だか、難しいお話ですが、

ピアノを習っていて、その「真摯さ」が意識されることはありません。ですが、

ピアノを弾くと↓
自分のできなさ、弱みを思いしらされます↓
受け止める=謙虚な気持ち↓
練習する↓
上達する

上記のような流れにならないと上達はおろか、大袈裟に言うと、1曲すら仕上がりません。

弱さを受け止める謙虚さや、常に「これでいいのか?」と自問自答しながら取り組む姿勢。無意識にやっていることですが、これは、りっぱに「真摯さ」だと思います。

本では、もうちょっと、難しい事に発展してましたが。これまた、話が遠すぎて(笑)…。でも、良いことみたいです♪。

武器になるように

そして、もうひとつ、納得したのは、

同じ「ピアノを習う」でも、その学び方や集中度、掘り下げ方、難易度などによって、その効果は大きく変わってきます。
—-本文より—–

確かに‼️

何でもいいから、ピアノを習えばいいって事ではありません。私も同意見です!

「武器になる」かどうかは、習う側にも、指導する側にもかかってくるということです。

習う人のやる気や、取り組み方はとても大切で、それを無視すると逆効果になるとも書かれていました。

また、武器になるかどうかは別として、指導する私たち先生も、心して、取り掛からなければなりません。

自分の指導への考え方や方法、また、意欲、本気度が問われると思います。

それが、生徒さんの何らかの能力を伸ばすことになるのだとしたら、いや、きっとなるのだから、
それはとっても、素敵なこと、うれしいことです‼️

今回、改めて、そんなことを考える良い機会になりました。

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