こんにちは!
寺田ピアノ教室(高槻市)です。

3回に渡って、「ひとりで練習するようになるには、どうすればよいのか」を考えています。

今回は、その3回目。
「練習するためには」のお話です。

※:前回までのブログはこちら↓

「ひとりで練習できるようになるには①~ピアノの練習とは」

「ひとりで練習できるようになるには②~回数をこなす」

むくわれます

前回お話した1週間の様子。この様にはすぐにできません(^^;。
たとえ1週間できたとしても、次の週も、そのまた次の週もやり続けることが「ピアノの練習」なのです。
魔法のような方法はありません!

そう!大変です。さぼりたい時もあります(※1)。サボって、反省して、練習して…。
でもそうやって、皆ができるようになっていくので、程遠い道のりでもないことは確かです。

少しずつ、少しずつ、練習するようにしていきます。そして、弾いた努力が「できた!」として表れていくのです。

できた時の満足感が、最大のご褒美、次への力になります
シールのようには見えないけれど、そんな経験、満足感をいっぱい蓄えていって欲しいです。

やはり、弾けてる子は必ず練習しています!

練習は裏切りません(^.^)

※1:参考ブログ→「何事も始めるまでが大変です!」

3つのはずせない条件

それにはやはり、
・お子さんが本当にピアノを好きかどうかをしっかりと見極める必要はあります。

練習とは、まるで、好きな子に振り向いて貰うために努力するようなものです(笑)。
それとまったく同じ!
こんな地道な努力は、好きな事に対してしかできません。お子さんは好きな事になら頑張れるでしょう!?

・当然、先生の指導力も問われます。

これは私の勉強、頑張りとレッスンへの工夫が不可欠です(※2)。カウントカードやご褒美はんこ、練習へのささやかな作戦をご用意してます😉。

・ご家族の協力です。

これは何も一緒に練習することではなく、声かけなり、環境なりを整えてあげることです。

最初は、お子さんはひとりで練習できないと言うかもしれません。その時は、口は出さずに、しばらく、そばに付いてあげ、少しずつ離れていくような対処をお願いしたいです。
そこでは、親御さんの我慢は必要です。何だか頼りない弾き方や取り組みに、あれこれ言いたくなりますが、ダメダメ。黙っていて下さい。
手を出すのは論外。マイナスの要因しかのこりません(※3)。

そうやって、ひとりでも練習するようになります。

成果はどんどん聴いてあげて下さい。
私も子供の時、曲が弾けるようになったら、聞いてほしいと、忙しい母を引っ張って来たものです。
お子さんが「聴いて」という時はもちろん、お家の方から「聴かせて」と声がけして下さるのも子供には嬉しいものです。

※2:参考ブログ→「当教室のピアノレッスン内容」「楽譜を読む力と音感をつけるために」

※3:参考ブログ:「親がピアノをひけないんですが、大丈夫ですか?①~ピアノを弾けない親御さんの心配」

時間はかかりますが

ピアノの練習について、長々とお話ししましたが、いかがでしたか?

すぐには、うまくはいきません。おだてたり、なだめたり…たまには諭したり。そりゃ、色々やります(^^)。

そして、やっているうちに「やったらできるんだ」という気持ちが出来上がって、10回にこだわらず、自分から練習していくようになります。というか、練習が当たり前になるのです。

でも、これって間違いなく、あらゆる事に共通していますよね?
ですから、この努力は他の事にも必ず、活きてきます

あと2かい!

当ピアノ教室(高槻市)にお通いの年長6歳女の子Eちゃんも10回練習です。

私:「さあ、10回やろっか」
Eちゃん:「えーっ、いやだぁ」 でも弾きます。
3回、4回、5回…Eちゃん、ぶつぶつ言いながらも弾き続けます。

私:「あと、5回、がんばれ!」
Eちゃん:「しんどいぃ~」
………

7回目。ずいぶん弾けるようになりました。

私:「さあ8回目、あと3回やよ!」

最後の頑張りです。
私:「9回目!」
Eちゃん:「わあー、あと2回しかないぃ
…やはり子供はすごい!

練習する子にしていきましょう!無料体験レッスン大歓迎です!